人には人の事情があって
物事には関係する当事者それぞれの目線や立場がある。
当たり前のことだけど、忘れがちで、気にしすぎてしまうこと。
この3月で、同じ市内で引っ越しをした。
今日やっと退去の段取りがついて、職場の同僚とその同僚が掃除の手伝いに来てくれた。来て早々、圧倒的に面倒くさそうな表情、乗り気でない雰囲気。そもそも同僚は面識があるけど、その同僚はまったくの他人でほぼ知らない人。
私なりに、やってほしいことを確認してできるだけ簡単だったり、他人でも、やりやすいことを作業に組み込んで準備したつもりだったけど、
やっぱり相手の不満そうな表情を見ると、「あああ~」といういたたまれない気持ちになった。
「引っ越し大変なら手伝いに行くよ!」と言ってくれたのは相手だけど
来てもらうとなるとこちらもそれなりの準備をしなければと思うわけで…
そんな時にネガティブな表情だったので、こちらもなんだかしょんぼりして、「それならやってもらわなくて大丈夫なので・・・もう帰ってください!悪いので!」といういたたまれない気持ちになった。
だけど、そんなことを言っていても仕方がないので
一緒にお掃除をがんばった。
最後にお昼ご飯を差し入れして、終わった。
その夜の20:30に別件のしごとのメールがきていて、
この時間までお仕事しているんだなって思った。
人に対する好き嫌いではなく、物事に対しての好き嫌い(乗り気じゃない)とか、楽しい楽しくないとか、他のしごとで余裕がないとか、そういうことがあること、自分の事に没頭していると視野が狭くなっていた。
そのひとたちは、自分のしごとがあるけど私の引越しを手伝ってくれて、その結果仕事の方を遅くまでしていて、確かに当日の表情は不満げだったけど、それを選んでくれたこと自体が「愛」だなと思った。
ありがとうございました。
とういつぶやき。