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VirtualBoxでelementary OS 6のインストーラーが見切れる不具合への対応

elementary OS 6の既知の不具合として、VirtualBoxなどの仮想環境でインストーラーのウィンドウが画面をはみ出す不具合が報告されています。


実際の画像がこちら。インストーラーのウィンドウが見切れてしまっていて、一見インストールを続行できないようにみえます。

スクリーンショット 2021-09-16 090113


今回はこの解決策を紹介します。


【方法1】一旦英語でデモモードに入り、解像度を変更してからインストーラーを起動する

ソフトアンテナブログさんで紹介されている方法です。詳しい手順はこちらを見てください。


【方法2】Super+ドラッグでウィンドウを移動させる

elementary OSが採用するPantheonデスクトップはGNOME同様、Super+ドラッグでウィンドウを移動できます。

インストーラーも単なるウィンドウなので、この方法で見切れている部分を表示させられます。


スクリーンショット 2021-09-16 090139

こうなったらあとは通常通りインストールを行えますね。


【方法3】EFIを有効化する

これはelementary OSが公式で紹介している対処法です。


仮想マシンの設定の”システム”→”マザーボード”→”拡張機能”にある、”EFIを有効化”にチェックを入れます。

スクリーンショット 2021-09-16 090205


こうすると、最初からインストーラーのウィンドウが見切れずに表示されます。

スクリーンショット 2021-09-16 090410



まとめ

今回はVirtualBoxでelementary OS 6のインストーラーが見切れてしまう不具合への対処法を紹介しました。