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又は、課題が一生解決しなければコミュニケーションが最小限になるという話

こんにちは、CHILLNN CTOの永田です。
CTOといいつつ、全然システムのことではないですが、サービスのグロースに関して勉強したことをまとめてみます。

終わらないって素敵

今週は、思えば、デザイン、インフラ構成等いろいろ考えていたんですが、最も大きな収穫としては、グロース の方針に関してある程度形になったことです。(とはいえまだこれに関してはあまり社内で話せていないので個人の見解になりますが。)

自分はこれまで他人のサービスは何度も作ってきたのですが、自分のサービスを作るのは今回が初めてで、システム設計に関して本当に死ぬほど考え続けてきて、すごくうまくいっており、修正も変更も機能追加も何も怖くない状態を維持できています。
このあたりに関しては知見があまりネット見ても具体的には出てこない印象があるので、大学の友人界隈のスタートアップの新卒CTOとかにすごくシェアしたいのですが、ある程度抽象度が高いものはこちらにまとめました。(Zoom飲みとか誘ってください。。。)

一方で、自分自身の中でサービスのグロースに関する知見は薄く、数週間、諸々記事を読みあさっていました。特に問題意識を持っていたのが、チームメンバーの中で持っている知識や責務領域が異なる中で、どのように共通のゴールを意識して日常的に業務を行なっていくのかについてでした。

問題を紐解いていくと、
常に議論がその時に直面している課題に対して行われており、

サービスのグロースという大きな視点で見た時に、
問題がどこに位置しているのかの共通認識がとれていない。

一つの問題が解決した後にとるべき戦略に関して再度議論を要する。

多数のステークホルダーが参加する必要のある打ち合わせが多発し、なおかつ誰も決定権を持っていない状態になる。

こんな悪循環に陥りつつあることに気づきました。

こんな状況を打破すべく、思い至ったのが
「課題が一生解決しない」状況を作ることでした。

課題が一生解決しないとは?

自分には経験がなく、そんな中で自分の知恵を振り絞っても全く意味がないので、これはそもそもNOTEのグロースモデルのモロパクリなのですが、

サービスは、「成長を続ける度に新しい課題にぶつかる」のではなく、「スケールの異なる同じ課題にぶつかり続ける」のではないかという解釈によります。

これを少し具体に落とすと、

十分に抽象度をあげれば、今後、解決すべき全ての課題は、
一つの円環状のモデルで表現できるんじゃね?

ってことです。

そしてそのモデルを作ってみました。(未精査です。)

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サービスの成長はサイクルがクルクル回ることによっておき、課題は「円環のボトルネック」として常に認識される。

一つのボトルネックを解消する度に、是正されたバランスの中で次なるボトルネックが自ずと立ち上がってきて、マーケットのキャップまで「課題がなくなることがなくなる」わけですね。

これ、天才的じゃないですか、、、
サービスのグロースに関してすごく簡単に理解ができるし、すぐに全体像に対する課題の位置が把握できる。。。。

ちなみに深津さんの作ったNOTEのグロースサイクルはこちらです。

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驚くほど自分の作ったサイクルがNOTEの丸パクリであることがわかると思います。

ほんとうにすごいっす、、、
自分のモデルはこの抽象度に比べるとやや複雑かつ、因果関係が「?」な部分も残っているかもしれないですので、それはチームメンバーと話していこうと思っています。

まとめ

とりあえず今回の記事をまとめると

1. サービスグロースに関するメンタルモデルをシンプルに図式してみるとコミュニケーションの前提が共有できていい
2. シード期のサービスの課題なんていくらでもあるんだから、優先度決めるためには全体のバランスをみるべき
3. シンプルで理解しやすいことが一番

って感じになるかと思います。
自分の頭を使いつつ、謙虚に、先人の知恵を拝借するのは大事ですね。。。
これからも全力で巨人の肩に乗っかっていきます。

永田でした。

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