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金髪 ムラシャン 白髪 顔が負ける話

古賀史健さんのnoteを読んだ。

自分は40代の数年間を金髪で過ごした。
理由は、「白髪隠し」。
10代、20代と金髪にしていたこともあったが、それはなんとなく。
古賀さんのnoteであるように、その頃の自分も金髪を自由の象徴だと思っていたのかもしれない。

40代になり、ある飲み会で先輩と久々に会った。
「やけに老けたな…」
と思った。
その理由は、鬢の毛、もみあげの白髪だった。
そんなに白髪が多いわけではないが、もみあげだけやけに目立つ。
それが、老けた感をかなり演出していたのだ。

自分もそういう見た目的なものを気にした方が良い年齢なのかなぁと思い、なんとかしようと思った。
黒く染める選択肢はなかった。
そもそも若い時から、割と白髪混じりだったので、いきなり黒髪になったら、とっちゃん坊やになるのは目に見えているし、被ったかも疑惑が出るかもしれない、とか思う、そんな自意識過剰な自分を発見した。

よし、逆に白くしよう。

美容院で相談して銀髪にして貰おうとするも、ブリーチにかなり時間がかかるというので、銀に近い金で妥協することに。
銀に近い金、というより、青に近い金になった。
紫シャンプー、通称ムラシャンも買った。
ブリーチで色を抜いて、そこに青を入れることで銀に近づくとのこと。
そして、ムラシャンで日々髪を洗うことで色の持ちが良くなるという。

しばらくして、髪は金になった。ムラシャンの効果があまりわからなかった。
「いい年して、そんな髪の色にして〜」
という人も何人かいたが、時が経てばみんな慣れるもので、娘にも好評だった。

数年後、ブリーチの時間が惜しくて一回ブリーチをするのをやめた。

「まぁ、1回くらいなら、メッシュっぽくできるから、そんな感じにしておきましょうか」

という美容師さんの言う通りにカットして貰った。

しばらく経つと気がついた。

白髪が増えている。

数年間ブリーチをしていたので、気が付かなかったが、白髪が増えていたのだ。

これは、もう隠す必要などないではないか

そして、ブリーチをするのをやめた。

それでも、たまに、また金髪にしようかな、と思ったりもする。

で、最初に戻る。

古賀史健さんのnoteを読んだ。

負けるのだ、顔が。金色の髪に、顔が負けるのだ。

古賀史健さんのnote「金髪に……するわけないか。」より

ああ、それはやめた方がよさそうだ。
まだ、40代だからいけるか?とも思いつつ、顔が負けると言われると、、、ね。

しかし、美容院に行くのって面倒ですよね。
この面倒くささを解消する術はないのだろうか。。。

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