娘の一人旅Again-2,000YEN in her hand-
初めての一人旅は小学校1年生の時。
「一人旅なんて、大人じゃーん!」と、おだててみると、嬉しそうに「行く!」と言った。
祖父母の家での初日、寂しくて布団の中で泣いた。
「可哀想にシクシクと泣くのよ」と、祖母の報告。
まだ早かったかな、と少し反省した。
それから3年経ち、自ら「一人で行きたい!」と申し出た。
結果、寂しくて泣くこともなく、美味しいものを沢山食べ、友達もでき、大満足の一人旅となったようだ。
娘が帰宅した日の夜、
「冷蔵庫にお土産入ってるよ。本当は1個800円の可愛いストラップが欲しかったんだって。でもお土産予算は2,000円。私とお揃いで2つ買おうと思ったみたい。『それじゃーパパのお土産がなくなって可哀想じゃん!? だから、みんなで食べられるチョコレートにしたんだ』だってさ」と、かみさん。
やさしく育っていて少し安心する親心。
しかし、ヒエラルキー的にはやっぱりパパよりママの方が上なのである。
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