日記・年度末

 気がつくと今日は3月の最終日で、つまり明日から新年度で4月なのだった。あまり実感はない。

 なんとなく息つく間のない年度だった。しばらく暇な時期が続けば良いのにと思う。

 もう「自粛」や「感染拡大防止」という言葉で人は止まらないなと思う。春が来てしまった。痺れを切らした人の動きはさらに活発になっていくんじゃないかと思っている。

 正直、今回「自粛」という言葉が猛威を奮ったことにがっかりしている。結局、この精神論みたいな言葉によって感染が抑えられると実証されてしまった。

 これからもなんらかの困難にぶち当たった時に今回の「自粛」みたいな言葉が濫用されるんじゃないだろうか。震災の時は「絆」がそうだった。

 具体的なことは言わない「自粛」や「絆」という言葉によって影響を受けた行動はかなり多いだろう。総じて「方向性はこんなのだから、みんないい感じにやってね」って感じだ。

 だからもうそろそろ「自粛」みたいな言葉が役に立たなくなった方がいいんじゃないかと思ったりする。委ねられるだけで思惑通り従う人は優しい。優しいけれどその優しさへの感謝はない。なぜならそれは委ねられ勝手にやった行動だからだ。

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