日記・スキーとインフルエンザ

「大人は旅行支援で旅行に行けるのに、子どもはなぜ修学旅行に行けないんだろう」

こんな言葉をTwitterで見た気がする。そういえばTwitterってなくなっちゃうんでしたっけ。

ともかく。切実な言葉だなぁと思う。まともに遠足も行けないまま中学や高校を卒業する子どももいるんだろう。

ふと、自分の遠足のことを思い出した。遠足というか、スキー宿泊学習とか言って、2泊3日くらいかけて泊まり込みでスキーをする。

いま思えばどういうわけでスキーなのか分からないが、僕はそこそこスキーができるので楽しかった。

スキーなのでもちろん冬にやる。インフルエンザが流行るか流行らないかという頃だ。

生老病死は選べないと言うが、スキー宿泊学習で栃木だか福島あたりの雪山に来ている時にインフルエンザになる人がやっぱりいる。

2泊3日の1日目の夜だったか、高熱が出た人がいて、その人の親がわざわざ雪山まで迎えに来ていた。どうやらインフルエンザだったらしいと話になる。

スキー宿泊学習はそのまま続行され、その間にもまたひとり、またひとりと熱が出た人がいた。やっぱりインフルエンザらしいとどこからともなく聞こえてくる。

スキー宿泊学習を終え、学校に帰ってくると翌日から学級閉鎖になったクラスがあった。僕のクラスも学級閉鎖にはならなかったが、学校に来れている人は少なかった。

もう10年は昔の話なので、いまとは全然違うけれどもある程度の大人数の子どもを預かりながら体調管理するというのは難しいだろうなぁと思う。

なんだか本当に、いつ子どもたちはこの状況から救われるんだろうと思ってしまう。次の春でこの日常になって3年が経つ。


もしよろしければサポートお願いいたします。