日記・口毛とノズキュア
まつ毛を見ていて「こんなにふさふさの毛がまぶたに生えているからまつ毛だと思っているけれど、これがまったく別のところに生える毛だとして、それにしてはずいぶん丈夫そうで主張が強い毛だなぁ」と思った。
たとえばこれがくちびるの周りに生えていたら。くちびるの赤と皮膚の肌色の境界のところにびっしりと生えていたら。
鼻毛は一応隠れて見えない(たまに見えているけれど)。でもくちびるの毛(仮に口毛と呼ぶとして)は口の中に生えるわけにもいかなさそうで、やっぱりまつ毛みたいに主張強く生えていそうだ。
くちびるの周りにまつ毛が生えていたら、口毛もちゃんとカールしたりマスカラで伸ばしてみたりするんだと思う。
毛のことはもうやめようと思うと、次は爪が気になって、手や足の指に生えている爪が全然違うところに生えていたらと思いついてしまった。
鼻の頭に爪が生えていたら、マニキュアやペティキュアみたいに鼻の爪にもネイルをするだろうし(これを仮にノズキュアと呼ぶとして)、鼻の頭に生えた爪をまゆ毛を整えるみたいに日々切ったり磨いたりするんだと思う。
なんだかそんな絵空事を考えていたら面白くって、口毛を整えたり、鼻の爪にノズキュアしたりする生物のことを思い描いているうちに冬至っていつだっけと調べてみたら明日だった。
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