日記

朝からドーナツとグミしか食べていなくてさすがにお腹が空いてきた。しかしドーナツとグミだけ食べて生きていけたら、まぁ悪い気はしないなぁと思う。昼間、横になったらそのまま眠っていて起きたら夕方だった。修理に出した車を引き取りに行き、帰りに唐揚げ定食を食べる。先週の土日、特に日曜日はずっとふわふわしていたような気がする。先週の土曜日は歌集をつくるワークショップの打ち上げがあり、東京で夜10時過ぎまで飲んだり食べたり喋ったりして、というかほとんど喋っていたような気がする。帰り道、20人くらいの人が歩道に集まっていて、人間ひとり分くらいの隙間はあるんだけれど、それはもう人間の隙間のトンネルだったので舗装された歩道を出て車線ギリギリを通り抜けた。人の目を見て喋っていると喋っていることが分からなくなってしまうから、空を見て喋っていると言葉がまとまってくる。しゃべりながら人の目を見るというのは、少しおそろしい。でも多分、言葉がどんなふうに届いているのか知るためには目を見て話したほうがよさそうだし、瞳にイノセントな輝きを持っている人がたまにいて、そういう人と喋っているときは目を見て喋りたいと思う。あれはいったいなんなのだろう。多分僕にはもうなさそうな輝きだと思う。自分で自分の目を直視できないから分からない。

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