日記

小説の小さなコンテストがあり、落ちた。分かってはいたが、小説を書くのは向いてない。向いてないとか言いながら書き続けている。いま書いてるその小説はせめて完成させたい。でも早急に完成はさせたくなくて、完結を急いで適当には書きたくない。その努力がなんのための努力なんだと、そう言われても仕方がないけど、それを書き終えないと生きてる意味なんてない。なんていうか、生きていることに意味はないから、というか意味を与えれて生まれるわけじゃないから、意思を持って生まれるわけでもないから、自分で意味づけをしなくてはいけなくて、書けない人生に意味はないと思っている節があるし、調子が悪いとそう思って暴走する。書けない人生だって全然ある。というか、自分がなぜ文章を書けているのか少しも説明できない。再現性がない。同じ手続きを踏んだら同じ文章が書けるとか、ない。そういうふらふら不安定なものを生きてくモチベーションにしてしまったが最後、やっぱりどこかでずっと書いていたいという気持ちがあり、これを捻じ曲げるには死ぬか徹底的に書けなくなるかしないと無理だと、時々思う。

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