日記・紅白歌合戦のYOASOBI『群青』歌唱について思ったこと

　紅白歌合戦でYOASOBIが歌った『群青』の最後、ikuraちゃんが「かけがえのないみんなだ！」と叫んだシーンに震えた。

　ikuraちゃんがYOASOBIの楽曲の歌唱にアドリブ(あるいは打ち合わせにあったアレンジだったのかも知れない)を入れたことはいままでなかったように思う。

　歌唱に余裕が出てきたようにも感じるし、そこで最後に放たれた「かけがえのないみんなだ！」という言葉に胸を打たれた。

　YOASOBIの楽曲の歌唱はとても難しいと思う。元々ボーカロイドの仮歌が入った状態で出来上がってくる楽曲を人間の制約の中で歌わなければならない。

　難易度の高い曲の歌唱をたくさんの観衆の前で行う緊張感はどれほどのものだろう。想像するだけで喉がきつく締まるような感覚になる。

　紅白歌合戦の『群青』の歌唱に、ikuraちゃんが歌手としての階段を駆け登っていくその瞬間を見たような気がした。

　おこがましい言葉かも知れませんが、成長を感じました。今年もYOASOBIの活動を楽しみにしています。