日記・焼肉のあとのガム

今日は焼肉を食べた。

最近、無性に焼肉が食べたくて、でも冬はニットを着てしまうから焼肉を気楽には食べられなくて、焼肉を食べるための服を着なくちゃいけない。

焼肉って、食べ始めてひと口目「あれ、こんな感じだったっけ」と思う。なんだかもっとおいしかったような気がする。

想像の中のおいしさと、実際のおいしさがなんだか噛み合わない。さらにあと25%増しくらいでおいしかった気がする。

ああでも、そういえばこれくらいのおいしさだったような気がする、と思って食べ始めるとおいしい。焼肉っておいしいよね。やっぱりこれくらいのおいしさだったよ。頭の中のおいしさと一致する。

その瞬間、とてもおいしく感じてくる。おいしさって、もしかして頭の中のおいしさと実際のおいしさが噛み合ったところにあるんじゃないかしら。

たとえどんなにおいしくても、頭の中で描いていた味と違うと、その違いにばっかり意識が行ってしまっておいしさを感じられないのかもしれない。

そう思えば、焼肉のあとに食べるガムがおいしいのってガムの味は絶対にブレないからだよなぁと妙に納得してしまった。


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