日記・『花束みたいな恋をした』の余韻を噛み締めている

 今日は一日の大半を昨夜見た『花束みたいな恋をした』のことに費やしていた。
 自分の感想を書いたり、色々な人の感想を見たり聞いたりしていた。他の人はあの映画を見てどう思ったのか、何を思っているのか気になって探し続けた。

 昨夜、Instagramを見ていると気になるトピックについて知らない人と話せるアプリを見つけた。


 Talkstandというアプリで、気になるトピックについて話したい人を事前に募集し予定を合わせて好きな時間に音声やビデオ通話ができる。

 昨夜、映画を見た後の高揚感のままアプリをダウンロードして『花束みたいな恋をした』の感想を話したい人を募集した。普段あまりそういうことをしないので翌朝目が覚めて大胆なことをしてしまったと思った。

 僕のその限定的な募集にも2人の方が反応してくださって、映画の感想を話し合うことができた。今まで味わったことのない充実感だった。映画の感想を人と話すことがないので、それだけで楽しかった。

 どちらの方も脚本の坂元裕二さんのファンで、坂元裕二さんがどんな脚本家なのか教えてくださってとても面白かった。なぜあんなに作中の会話が魅力的なのか、なぜファミレスなのか解説を聞くことができた。その知識に自分だけでは中々辿り着けない。

 珍しくずっと非日常の中にいる2日間だった。何にしても映画が良かったからこそこの2日間があったと思う。娯楽の少ないいま、ただただ感謝でしかない。
 
 映画が日常の外へ連れて行ってくれたのだ。

 

 ネタバレのため、もし映画を見る予定の人は見終わってから読んでほしいのですが、今朝目が覚めてから気がつくと感想を3時間くらいかけて書いていたので気が向いたら読んでもらえると嬉しいです。

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