日記・生き方というブラックボックス
違う場所にいる人に会うことが大事だな、と最近思う。
家族とか、同じ会社の人とか、よく会う友達とか、それはそれで既存の関係性なので大事なんだけれど、いままで関わってこなかった人に会ってみると、そこでようやくいままで見たことのない生き方を知る。
なんとなく、人間ってこんなふうに生きているよな、というイメージがある。それは、人間全員に会っている訳ではないから、いままで会ってきた人たちのイメージを総括して、こんな感じ、とざっくり思っている。
だから、いままで出会ってきた人とは違う生き方にふれた時、人ってこんなふうに生きていけるんだ、と思う。それは自分自身にとっては難しい生き方だとしても、人間の生き方の可能性としてそれは確実に碑になって、ひとつの生き方を提案してくれる。
どんな生き方をしたっていい、というのは分かっていても、結局ほとんどブラックボックスに包まれた人間の生き方というのは、実はそのひとつひとつの箱を開けてみるまではやっぱり分からないのが実情だと思う。
そういう意味でも自分の人間としての生き方というブラックボックスになにが入っていて、これからなにを入れるのか、ちょうどその入れ替えの時期みたいなので、いろんな人の箱の中身に触れてみたいと思う。
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