日記・望郷

　先日の金曜日の日記で書いた詩のライブイベントのことを思い出していた。

日記・8月最後の金曜日に幸せを｜Ｙ｜note

　ディズニーランドの年間パスポートを買った翌日の夜、吉祥寺の古本屋一日で行われたイベントだ。

Fushigi N°5 特別公演 “Writing from dice beyond” ゲスト: 文月悠光 | 吉祥寺「百年」古本の買取と販売

　当時のイベントの告知のページがウェブ上に残っていた。2年前のことをありありと思い出した。詩人3人によるユニットFushigi N°5とゲストに文月悠光さんを迎えて行われた。

　イベントでは4人がリレー形式で順番に数行ずつその場で新しい詩を書いていった。詩が出来上がると、その初稿を元に4人がそれぞれ推敲してまた新たに4つの詩ができあがった。

　詩が目の前でできあがっていくことに僕はかなり感動していたし、推敲を経てできあがった新たな詩はそれぞれまったく違う味に様変わりしていて驚いた。

　できあがった5つの詩をプリントアウトしたものが販売されていて、久しぶりにそれを今日読んでみた。2年前の夏の記憶がふっと湧いてくる。

　そんなことの繰り返しで、鮮やかだった頃の記憶ばかり引っ張り出して少し疲れている。望郷。ふるさとではないがそんな感じがする。