Ryo matsuoka

なぜ絵を描き始めたんだろうとか?どのように生きてきたんだろう?と、文字でまとめておこう…

Ryo matsuoka

なぜ絵を描き始めたんだろうとか?どのように生きてきたんだろう?と、文字でまとめておこうと思い、noteを始めた。 1日ー2日で出来るだけ有料にして鍵をかけ、限られた人への手紙のようなものになれば良いなと思っている。 結局は実花に残す父の時間と言葉になればと。

最近の記事

東京屋上。

 2000年・南米旅から帰国し、26歳の私は心も身体も少しづつ強くなっていた。「25ー26歳男子なんてもうすっかり大人だよ!」と怒られるかもしれないが。大学にも行かず、仕事もせず、街や出会いや描きによってゆっくりと学び気づく事は私にとって大切な時間だった。1人1人が大切な出会いで。1歩1歩、歩き出す力に気付くために。 90年代から行なっていたライブペイントの様な動きもどんどん膨らんでいき、1人の前で描いていた所から、それが10人に、そして50人に、100人にと。98−04年は

    • 南米旅3 / 何もない、旅はいい。

      クスコ・マチュピチュに向かっていた。 通り過ぎる旅行者がみんな口々にいう「マチュピチュに行ったのか?」、という言葉に誘われて。「とりあえず騙されたと思って、行ってみなよ」と言う言葉にまんまと騙されて、マチュピチュに向かっていた。バスで走りマチュピチュの麓の町クスコに着いた。まずはそこで一泊。その街がとにかく居心地が良く、酒を飲み町を散歩。ちょうど町の祭りだったのか、仮装した子供達のパレードが始まる。夜の光とパレードと酒と。

      ¥100
      • 南米旅2 / 怪しさ97%ぐらいの中で、「そこでビールは飲めるか?」と聞くと、「飲めるよ!!」と笑顔で言うので。「じゃ、連れていってくれ」と大きなバックパックを背負いついて行った。

        旅の続き。旅の途中。何故か南米の旅。ブエノスアイレスだけのはずだったのに。バスでアルゼンチンを北上し、ボリビアへ入国。ボリビアの素朴さと美しさと砂煙に取り憑かれながら、ついにla pazへ。

        ¥100
        • 南米旅1 / 広い草原に2頭の野生の馬がいるとするよ。その2頭は知り合いでは無い。でも必ず近づきお互いの匂いを嗅ぎ、挨拶をして別れるんだ。

          旅に出た。2000年。自由が丘のスポーツクラブへの絵の設置が終わり、ギャランティが振り込まれてすぐに。まだ2年前のnew yorkを引きずっていたのか、new yorkに行って、今の自分でもう一度、その世界に入り込んでみたかった。しかし買ったエアチケットの行き先は違った。笑。

          ¥100

        東京屋上。

        • 南米旅3 / 何もない、旅はいい。

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        • 南米旅2 / 怪しさ97%ぐらいの中で、「そこでビールは飲めるか?」と聞くと、「飲めるよ!!」と笑顔で言うので。「じゃ、連れていってくれ」と大きなバックパックを背負いついて行った。

          ¥100
        • 南米旅1 / 広い草原に2頭の野生の馬がいるとするよ。その2頭は知り合いでは無い。でも必ず近づきお互いの匂いを嗅ぎ、挨拶をして別れるんだ。

          ¥100

          (笑)自己主張青年。恥ずかしい。

          new yorkの旅から戻り、東京の生活が始まった。何が変わったのか、何も変わっていない。new yorkでも多くの人に出会ったように、東京でも多くの人に出会い始めた。街を歩き、出会いに行くように。

          ¥100

          (笑)自己主張青年。恥ずかしい。

          ¥100

          旅は何も変えてくれない。

          98年のニューヨーク。 なぜニューヨーク。笑。良かったのか悪かったのか?そのどちらでもなく。すべてが今に繋がる、ただのニューヨーク。美しかった。ドキドキした。飛行場からバスで町に入って行く景色を、今でも夢で見る。なんだこの場所は。ここがニューヨークか。下水から上がる煙。午前中の町には人は溢れ。バスから降ろされ投げ出された自分は、見ていた映画に急に入り込んだ様に。その頃の旅は飛行機のチケットだけを買い、ホテルを予約していなかったから、「世界の歩き方」で調べたホステルに大きなバ

          旅は何も変えてくれない。

          出会いと出会い。

          アメリカ・メキシコへの旅。イギリス・フランス・スペインへの一人旅を終え、ボォーとしていた。旅の途中に描き、旅から帰り東京で描いていた。その絵を飾れる場所もなく繋がりもなく、ただただ描いていた。描いていて、暇すぎて散歩をしていると、人との出会いも増えてきて、展示する場所とも出会い始める。狭いbarや、謎のcafeや、怪しいミュージシャンやDJなど。この頃だったか、初めてその場で描く展示、今思えばライブペイント。飲み屋で友達と飲みながら小さな絵を描いていた形が、ただ場所を変え、広

          出会いと出会い。

          「絵を描いています」「旅に行きたくて」「失恋しました」。若い絵描きの三箇条。

          何も無くなってから始まる、1つ1つの出会いと失敗と経験が重なっていく。そこから今の描きと遊びが広がる。もう思い出せないことも、時間軸がバラバラの事もたくさんあるけど、自分の中では全てが重なっていて。。今日は何を書き留めておこうかな。 二十歳、二十一歳、初めてのヨーロッパへの旅に向けて、お金が必要でバイトを始めた。夜の20時から朝の8時までの12時間の夜勤バイトで12000円ー15000円。ラグビーをやっていた自分にとっては体力には自信があったし、何も恐れることもなく入った佐

          「絵を描いています」「旅に行きたくて」「失恋しました」。若い絵描きの三箇条。

          誰かに会える気がして、誰かに会いたくて。散歩をするように。旅をするように。描くように。

          高校出てからの時間は、迷いに迷い。スポーツも終わり、勉強も終わり。信じていたものが何だったのかも分からなくなり。何もやることはなくなり、生きるために、何かを手に入れたくて。でも何もなく。手元に残っているのは子供の頃からやっている絵を描いて遊ぶことぐらい。何もやることはなく暇だから、ただ描いていた。街を歩いていた。旅をしていた。それしかなかった。 それからは無駄な時間、迷いの時間が始まる。まずは大学に行く気なんてないのに、代々木の代ゼミに行きながら授業にも出ず、ダラダラと何か

          誰かに会える気がして、誰かに会いたくて。散歩をするように。旅をするように。描くように。

          スポーツがくれたもの。

          小さな頃から絵は描いていた。それは日常から、遊びから、ただただ続いていた事、続けていた事。その中にスポーツが入ってくる。いいや、スポーツの中に入っていったのか? それは興味から何気なく始めたとしても、やるからには本気になっていく、本気にさせられる。遊び。 まずは保育園の時に剣道を始めた。すぐに嫌になった。笑。小さ過ぎて、楽しさを見つけられなかったのだろう。行くフリをして街をフラフラ歩きながらサボっていたことも。保育園時代のフラフラ散歩病の頃だ。でもいつからだったか、少しづつ

          スポーツがくれたもの。

          何処へ行ったのか?

          生まれ育ちから進み。何処から何処を通り何処へ行くのか。笑。 大したことではないが、通り過ぎた事実。生まれてすぐに両親の出身地でもある長崎に移り住む。両親ともに働いていたので、近くの保育園に預けられる。それが出会いの始まりだ。 友愛社会館保育園(友愛八幡町保育園)という長崎・キリスト教に繋がる教育の元で。しかし全く宗教は関係なく、ヤンチャに遊び放題・暴れ放題・泥んこまみれですくすくと育ち。笑。宗教は関係なくと言っても、毎日聖書の言葉を読んだり、友達に優しく、食事に感謝し、お遊

          何処へ行ったのか?

          まずは何処から来たのか?

          絵を描く父と、洋裁をする母の間に生まれた。 感覚の人と職人気質の2人が作りだす家庭という小さい世界から始まった。 父は白い紙と鉛筆だけあれば、小さな私の目の前に色々なものを描き上げてくれた。紙に浮かび上がるように生まれてくる絵に驚きワクワクしたのを憶えている。それは黒の鉛筆1本で描いたデッサンの様な黒い絵だったが、とにかくたくさんの色を感じて美しかった。 母は服を作っていた。持ち込まれた布や、父が買い付けてきた布がアトリエにはたくさんあり、綺麗な糸や洋服の雑誌に載っている

          まずは何処から来たのか?

          何から書こうか?

          なぜ絵を描き始めたんだろうとか?どのように生きてきたんだろう?と、文字でまとめておこうかなと思い、noteを始めた。1日ー2日で出来るだけ有料にして鍵をかけ、限られた人への手紙のようなものになれば良いなと思っている。結局は実花に残す父の時間と言葉になればと。 40も半ばを過ぎると、もうそろそろ折り返し地点なのか?終わりなのか?が見えてきて、感じてきて。。。残された時間を考えると、やることも無駄がなくなり、逆に無駄である事に一生懸命集中できる年頃。今年はコロナの影響もあり、や

          何から書こうか?

          noteを始めます。

           noteを始めます。インスタやfacebookとは違い、言葉や想いやプライベートの呟きや、写真、そして制作についても、こちらに書いていこうと思っています。のんびりとよろしくお願いします。旅日記なんてのも面白そうですが、まだ旅には行けないかなー?行きたいなー。 絵を描いて生きている人間の時間を。

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