NOMI_heart

昭和40年代生まれ、小心者のツブヤキ

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最近の記事

異性人

あこがれの大学生活。 高校時代は男子校で、ほぼ女性と関わることなく過ごしてきた私にとっては、これから起こるであろう異性と交流することに対しての期待と不安で胸がいっぱい。 漫画や雑誌、そして自分よりも先に🍒を脱出した中高の同級生から仕入れた情報で構築された知識によって展開される脳内パラダイス。 あぁ これから私に訪れるであろう性春よコンニチワ! きっかけが必要だと気づく… そぉ、パラダイスへの入口を探さなければ! 華やかなキャンパスで私を勧誘する、数々のサークルの新入生募集

    • ヤる!

      『どんなに好きな女でも、一度ヤッてしまうと、征服した気持ちになって、それ以降はどうでもよくなるねん。オレ こんなんじゃアカン気がする、どぉしたらエエんやろ』 昼食後の休み時間の教室で、突然 友達が言い放った衝撃的な悩み相談。 当時 チェリーな高校生の私は、そんな問いかけに回答できる術を持たず、いや それよりもなによりも、圧倒的な羨ましさと、そいつとは別次元にいる自分に対する寂しさ、ヤるという行為に果てしなく遠いところにいる悲しさ、ヤッた事が軽々しい行為に思えたことからくる怒

      • 校外学習

        中学・高校時代、校外学習がイヤだった。 何がイヤって、行き帰りのバスで誰の隣に座るかを想像すると、当時友達が少なかった私は(今もそうかもしれないが)、気が遠くなるほど不安になったものだ。 皆それぞれに気の合う者ごとに隣どうしになる。 それに乗り遅れた場合、さほど仲良くもないおとなしく独りで座っているヤツの隣に、フランクさをメチャクチャ装い、なるだけ自然に座るしかない。 それすらかなわない場合は、隣の空いたシートに独りでひっそりと座る。 それはそれで、自分は友達いません宣言を