四通目　＃宛先のない手紙

君を見ているとなんだか数年前の自分を見ているようです。その年頃にはみんな同じようなことで悩むし、一度悩み始めるとどんどん深みにはまっていくと思います。でも大丈夫！数年経っても同じことで悩んでるし、今後も恐らくずっとそうでしょう。

その中でも一番は「人の目が気になってしまう」ってとこかな。僕自身も結構人の目を気にするタイプなので、その気持ちはよくわかります。巷には「人の目なんか気にしなくていい」という言葉も溢れていますが、気になるものは気になると思います。

それはそれで構いません。でも人の目を気にしすぎるあまり、自分が生き辛くなるのは悲しいですね。それは自分のことを大切にできていないということかもしれません。自分がどうしたいかより他人がどう思うかを基準に行動することは、自分より他人を優先しているということです。それも素敵なことですが、自分の人生は自分のために生きていいのです。そして、自分を一番大切にしてあげられるのは自分自身です。

「誰にどう思われようと好きにすればいい」というのとは違います。そんなことは君に言わなくてもわかってるでしょう。ただ自分の思うように生きていけばいいのです。失敗してもやり直せばいいし、辛いときに支えてくれる人たちもたくさんいるんだから。君らしい君だけの人生を歩んでいってください。