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「サイキョウチックポルカ」と「HOLOGRAM CIRCUS」の魅力

はじめに

今回は、僕の二大好きなポルカオリ曲についての話をする。当たり前のことだし大したことは言ってないが、短いので最後まで読んで欲しい。

各曲の概要

HOLOGRAM CIRCUS

HOLOGAM CIRCUSは、尾丸ポルカ初めてのオリジナル曲である。2020年8月16日の初配信でショートverが公開され、その後12月26日にフルverMVが公開された。作詞・作曲・編曲は「なつめ千秋」。


サイキョウチックポルカ

サイキョウチックポルカは、尾丸ポルカ6つ目のオリジナル曲である。2022年8月16日の2周年ライブで歌い、その後MVも公開された。作詞はこだまさおり。作曲は田中秀和。


比較を含めた魅力の説明

HOLOGRAM CIRCUSは、いわゆる自己紹介曲。初配信時に公開されたということもあり、「サーカスの座長」というのを前面に押し出した元気で華やかな曲になっている。「ポルカらしさ」がぎゅっと詰め込まれていて、ポルカにしかできない歌い方や話し方の部分がたくさんある。最初の「Welcome! ~ Are You Ready?」までの話しパートや、ラスサビへ向けての「強く強く願うんだ ~ 目を離しちゃダメだぞ」までは、特に良さが光っている。尾丸ポルカ本人なのだけれど、尾丸ポルカに完全になりきっているという感じがする。何かになりきるというのは歌に限らずポルカの得意分野だ。次にサイキョウチックポルカ。これは尾丸ポルカ2周年ライブで初公開された曲であり、とにかく曲調と歌詞が良い。MVもめちゃくちゃかわいい。これもHOLOGRAM CIRCUS同様「ポルカらしさ」が光っているが、少しニュアンスが違う。ここが一番のポイントだと思っている。この二曲を比較した時に感じられることは、尾丸ポルカ自身の変化と、それに伴った座員達との距離感の変化であると思う。HOLOGRAM CIRCUSは先も書いたように自己紹介曲で、「サーカスの座長で、うまくいったりいかなかったりするかもしれないけどみんなを楽しませるぞ~、だから見ててね~」みたいなキラキラ輝いているポルカが歌詞からも想像できる。これは言うならば大型コラボや公式配信やライブなどの、ON状態の頑張っているポルカのことが想像できる。ただ、座員ならよりわかるように、尾丸ポルカはこれだけで構成されている訳ではない。そこが、サイキョウチックポルカでは表現されている。MVを見るととてもわかりやすいが、気圧でまいっていたり、何かで色々なことを感じて弱ってしまっていたり、OFF状態のポルカを所々感じられる。この部分は、2年前に出されたHOLOGRAM CIRCUSには無い。ここからわかることは、デビューしてからの2年間で、内の弱い部分や自分の感情を座員達に共有できるよう変化したということである。かつ、それを座員達は受け入れ、ともに支え合って進んでいることもMVから感じられる。良い。良すぎる。どんなポルカも好きだし、これからも支え合っていきたい。

おわりに

と、こんなことを語ったが、この曲達に込められている想いや魅力はこんなものだけではないだろう。ただ、そういうことを意識して聴くだけでも全然違ったものが見えてくる。このように違った曲から何かを感じられるととても面白い。これからのオリジナル曲もとても楽しみにしている。






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