100日後に年越すオレ 99日目「ん：んから始まる言葉」
”いろは順”エッセイの最終日、四十八日目、本日は”ん”です。
"ん”で選んだ題材は、「んから始まる言葉」。
しりとりをしていると「ん」が最後につく言葉を言ってしまうと負け、とされていますが、逆にそれを逆手にとって「んから始まる言葉」を調べて用意している人も居ますよね。実際にネットでもまとめられてたりします。
そんな「んから始まる言葉」ですが、実は沖縄方言では「んから始まる方言」が多いんですよ。なので方言を使いこなす人としりとりをするとほぼ終わらないという･･･。実際に以下の記事にもまとめられてました。
この言葉の中で多くの沖縄人が一般的に使っている方言は実はそれほど多くなくて、主観にはなりますが「ンブシー（味噌煮）」「ンム（さつまいも）」「ンーチィーバー（空心菜）」「ンカジ（むかで）」とかじゃないかなあと。
国立国語研究所が2001年に刊行した「沖縄語辞典 第9刷」を見てみると、「ん」から始まる言葉は全部で143個もあった。
とは言うものの、実際は上記のものくらいだと思いますし、今の若者たちはもっと知らないんじゃないかなと。ンブシーくらい？ でも少なくとも意識としては「沖縄方言に”ん”から始まる言葉がある」っていうものがあるんで、しりとりは好きなのかもしれないですね。
ちなみに沖縄方言だけじゃなくても、個人的には良く見る「んから始まる言葉」がいくつかありまして。例えばこちら。まあ言葉というかセリフなわけですが。
ちょうど一つ前のnote「スタンド」で書いていた、「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部に登場する料理人トニオ・トラサルディーが作った美味しすぎるイタリア料理を食べ、主人公の一人である虹村億泰が発してしまうセリフが「ンま～い！！」。
このセリフはジョジョ好きの中では有名で、ジョジョ仲間で飲み会をしようものなら、みんな料理を食べては「ンま～い！！」と言いまくるという･･･(笑) なのでしりとりの対戦相手がアニメ好き、マンガ好きなら恐らく通用するかなと。
ちなみにジョジョでは第3部で「ンドゥール」という名前の敵が登場するんですが、あまりインパクトが無く大のジョジョ好きじゃないと覚えていない気がします･･･。
そしてもう一つが、これはゲームのキャラクター名である「んじょも」。これは伝説のファミコンゲーム、くにおくんシリーズの「熱血高校ドッジボール部」、そのアフリカ代表のキャプテンの名前です。
そもそもくにおくんシリーズ自体、僕の年代（30代後半～40代前半）のファミコン世代においては神ゲーの一つで、ほぼ全員が一度は遊んだことがあるであろうゲームシリーズ。その中でも一番人気だったのがこの「熱血高校ドッジボール部」であり、ある意味ドッジボール人気の一端を担ったくらいなんじゃないかなと。主人公たちが使う必殺技の名前を叫びながら、よくドッジボールをしていたものです。
そんな中でもアフリカ代表は、ステージ背景の綺麗さ（サバンナの夕暮れ）と共に記憶に残っていて、この「んじょも」のことも今でも覚えている人は多いはずです。そう、正に「しりとりの救世主」として！
とまあこうして色々思い出しながら書いてきましたが、そもそも「しりとり」って大人になって大人同士でやることってあまり無いですよね。あるとしたら子供相手に付き合うときくらい？？ そして今の子供ってスマホとかで検索出来ちゃったりするんで、ズルし放題な気がしますがどうなんでしょう･･･。大学受験や囲碁などの対局でスマホを使ってのカンニングが疑われる世の中ですからね･･･。
そういう意味では、やはり「ポケモンしりとり」などのように、ルールを追加することでテーマを絞り、完全な知識量対決にするのがしりとりを楽しむ秘訣なのかもしれません。
あとはこないだ見た東京ダイナマイトの動画もくだらなくて好きだったので、最後に掲載したいと思います。
48回にわたる「いろはエッセイ」の最後がこれでいいのかな（苦笑）
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