100日後に年越すオレ　98日目「す：スタンド」

いよいよ残り僅か。”いろは順”エッセイの四十七日目、本日は”す”です。

"す”で選んだ題材は、「スタンド」。といっても、例のやつです、ジョジョの。

スタンドは名作漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第三部から登場したもの。

「スタンド」とは「パワーを持った像（ヴィジョン）」であり、持ち主の傍に出現してさまざまな超常的能力を発揮し、他人を攻撃したり持ち主を守ったりする守護霊のような存在である。その姿は人間に似たものから動物や怪物のようなもの、果ては無機物まで千差万別である。（Wikipedia）

というわけでジョジョのスタンドはみんな”推しスタンド”があるわけですね。まあポケモンみたいなもんです。たぶん。

で、僕は何かというと、トニオ・トラサルディーのパール・ジャム。これは料理をするときに発動するスタンドで、料理を食べると体が良くなるという、ある意味謎のスタンドです。戦闘には全く無縁という(笑)

でもスタンドって本当に色んなものがあって、例えば”シンデレラ”というスタンドは整形しちゃうスタンドだし、”トーキングヘッド”は人に嘘を言わせちゃうし、"エニグマ"はドラえもんの四次元ポケットみたいなものだし。

そう考えると、「どのスタンドが欲しいか？」という問いというのは、「ドラえもんのひみつ道具は何が欲しい？」とか「ドラクエの呪文だと何が使いたい？」とか「ポケモンの中で何が欲しい？」とかと同じ感じなんだろうなあと思うわけです。まあそれで比べちゃうとどうしてもちょっと知名度が足りないんですが･･･。

ちなみに、スタンドの中にはウイルスが関連する者もいくつかあり、このコロナ禍でそれとの比較が良くされたりしています。”グリーン・デイ”は無差別で生きているものを侵食する殺人カビで、どんどんと感染していく様が正に今回のコロナウイルスに似ていると言われてます。あとは”パープル・ヘイズ”ですね。殺人ウイルス。ただそれらのウイルスと比べても、「無症状なのに感染する」という特徴は、感染能力という意味合いだとスタンド以上だと思っちゃいます。だからこそこれだけ世界が混乱してるんですよね･･･。事実は小説よりも奇なり、ということですね。