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100日後に年越すオレ 73日目「ら:ラジオ」

”いろは順”エッセイの二十二日目、本日は”ら”です。

"ら”で選んだ題材は、「ラジオ」。最近プチブーム?になっているらしい、ラジオについてです。僕も結構なラジオっ子です。

今年になってリモートワークや自宅での巣籠りが多くなり、注目され始めたのがラジオでした。まあその土壌はアプリ”Radiko”が地道にネットワーク局を増やしていたから。このRadikoのお陰でラジオ好きは全国のラジオ番組を好きな時に聞くことが出来るようになり、それによってラジオ大好きの爆笑問題太田光さんによって広島や大阪、そして沖縄のラジオ番組が全国的に脚光を浴びるようになったのだと思います。Radikoは今年の9/1、遂に日本の全民放ラジオ99局を聞けるようになり、ラジオファンには神サービスとなりましたね。

実は僕自身もこの”ニューノーマル”の中で改めてラジオのヘビーリスナーに戻ったんですが、その辺の流れはこの後半に書いています。つまり朝に通っていたジムが営業休止になり、その代わりにウォーキングをするようになって、その最中にラジオをメインで聴くようになったという流れです。

僕の人生においてのラジオ歴を遡ってみると、最初に意識してラジオを聞くようになったのは小学生中学年の頃。沖縄で大人気だった番組、エフエム沖縄の”ハッピーアイランド”で、担任の先生がこの番組が大好きであり、良質なラジオは教育にも良いという方針だったこともあって、給食の時間にこの番組を流していたから。パーソナリティである多喜ひろみさんの軽やかで優し気なトークと、センスの良い選曲で、「初めて触れる大人の世界」といった感覚だった記憶があります。ちなみにハッピーアイランド、1985年からスタートして現在でも続くという沖縄で誰もが知る長寿番組で、多喜さんもまだ出演されていています。完全に余談ですが、昨年の4/1に新年号が”令和”になると発表された第一報は、偶然沖縄に居た僕はカーラジオで流れるこの番組から知りました。

さてこうしてラジオに触れるようになった小学生時代の僕は、その後に”赤坂泰彦のミリオンナイツ”を聞くようになって「まりちゃんズ」を知り、「こんなに面白い歌があるんだ」と、今も続く自身のコミックソング好きの原点になったり。それにしても「尾崎家の祖母(おざきんちのばばあ)」は最高に面白かったなあ。そしてそれ以外でも「ピエールとカトリーヌ」のようなちょっとアダルティーな曲が流れたりCHAGEさんとの嫌がらせっぽい応酬など、FMっぽくないノリがとても新鮮で、後のAM深夜ラジオにハマる一因だったように思う。

その後は流行曲を自分のカセットテープに録音をするためという理由で、ヒット曲をフルで毎回流してくれた”裕司と雅子のガバッといただき!!60分”を毎週チェックしたりしつつ、いよいよ夜更かしが容認された中学時代に入ってAM深夜放送の世界へ・・・。しかもオールナイトニッポンではなく、TBSの”UP'S(現JUNK)”だったんですよね~。というわけで伊集院光や爆笑問題、コサキンなどを聞いて多感な中学~高校時代を過ごし、大学生になってもそれは続くことになったのでした。ラジオから色んなことを学んだなあ。そういう意味では、神田伯山さんが自身のラジオ番組で毎回冒頭に話す、

子供の頃、私にとってラジオは大人の本音が聞ける場所でした。いまならネットで本音は溢れていますが、人に届く本音、言葉を選んだ本音を聞けるのは私にとってラジオだけだったと思っております。

という言葉も、タイトルコールの前のフレーズ「ラジオの友は真の友」という言葉も、自分にとってはとってもしっくりくるんですよね。

ちなみに、大学時代にはラジオ好きが高じて「ネットラジオ」をやり始め、それも今のポッドキャストのように喋るだけのトーク番組というわけではなくて、物好きな友人たちに協力してもらってのリクエストハガキ(メール)を読んで曲を流したり、番組途中には自分で脚本&演出でこれまた物好きな友人たちに出演してもらって作ったラジオCMを流したり、番組のジングルや嘘CMも多数作るという、完全にラジオ番組のパロディをやってました。当時のことはまた別の稿でそのうち書きたいと思いますが、自分で全て録音も編集もしてたんで、一番最初に作った時は2時間番組を完成させるのに20時間近くかかるという状況。結局全8回くらい作ったんですが、最後の方は”笑い屋”兼音響として一人協力してもらい、生収録をするほどにこなれてたんですよね。

それくらい好きだったラジオですが、就職に結婚と人生のステージを進むごとになかなか聞く機会が減っていき、YouTubeなどで時折聞くくらいだったところで、今年になってかなり聞くようになったという流れなのでした。

ちなみに現在は、毎週これくらいの番組を聞いてます。

【毎週必ずフルで聴く番組】
・伊集院光・深夜の馬鹿力(TBSラジオ)
・爆笑問題カーボーイ(TBSラジオ)
・佐久間宜行のオールナイトニッポン0(ニッポン放送)
・ハライチのターン!(TBSラジオ)
・おぎやはぎのメガネびいき(TBSラジオ)
・ナインティナインのオールナイトニッポン(ニッポン放送)
・問わず語りの神田伯山(TBSラジオ)
・ナイツのちゃきちゃき大放送(TBSラジオ)
・ラジオBar 南国の夜(琉球放送)

【時間がある時に聴く番組】
・オードリーのオールナイトニッポン(ニッポン放送)
・バナナマンのバナナムーンGOLD(TBSラジオ)
・和牛のモーモーラジオ(文化放送)
・高田文夫のラジオビバリー昼ズ(ニッポン放送)
・ナイツ ザ・ラジオショー(ニッポン放送)
・霜降り明星のオールナイトニッポン(ニッポン放送)
・空気階段の踊り場(TBSラジオ)
・たまむすび(TBSラジオ)

【気にはなってるけどなかなか聴けていない番組】
・平成ラヂオバラエティ ごぜん様さま(RCCラジオ)
・夜のイチスタ☆(OBSラジオ)
・アルコ&ピース D.C.GARAGE(TBSラジオ)

ほとんど深夜ラジオかつ芸人の番組という偏りはありますが、だいたい週に12時間以上は聴いているという計算ですね。ほぼジムやウォーキング、移動中などに聴いてますが。

その中でも「ラジオBar 南国の夜」は今や沖縄を代表する人気番組になっていて、今年の日経トレンディ11月号で初めてラジオ特集が組まれて行われた「好きなラジオ番組ランキング」では、地方ラジオ局で唯一、20位にランクインするという快挙を達成! 全国のラジオ好きが聴いていて、実際にメールなども全国のリスナーから寄せられている他、僕も一度だけ参加したことがあるオンラインでのイベントでも色々な職業の方が参加されていて、人気の高さを実感しました。なおこの番組で存在を知ったTwitter Japan社のモリケンさんは、僕がやっているランチタイムウェビナーのゲストとして出演いただいたんですが、その時の出演依頼メールには「ラジオで知りまして・・・」とアピールして承諾いただいたんで、ラジオを聴いていることが仕事にも役立ったというエピソードもあったりするんですね~。

というわけで、先月誕生日を迎えて30代ラストイヤーを迎えた僕ですが、40代の目標は「自分のラジオ番組を持つこと」に決定しました。これマジです。半年以上続けているウェビナーもそのための経験の一つ。どうにかこうにか、色んな手を使って夢の実現をしていきたいと思います。その時はお便り、待ってますね!

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