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【ラジオDJへの道】第70歩:エピソードトーク&曲紹介Vol.61「故郷に帰るかどうかの話」「東京(くるり)」

第61回、更新です。

今回は前回に引き続き映画の話をしてまして。今回見た映画というのが2/11に全国公開となった「高津川」。名バイプレイヤーである甲本雅裕さんの初主演映画です。

過疎化する田舎町での話なわけなんですけど、ストーリー的には地元を出て都会で働いている登場人物(演じるのは田口浩正さん)が僕自身に重なって、色々考えさせられたんですよね。

過疎化で学校が閉校になったり、後継ぎが居なくて困る和菓子屋があったり、一人で先祖代々の土地に住み続けるおじいさんが息子の知らない中で認知症になっていたり、そんな「リアル」と思われる様子が描かれる作品。

正直僕はというと、親は関東に来てるし、そもそも那覇市は過疎ってないし、売る土地も無いしで、要素で比較するとほぼ該当してないわけなんですけど、それでも心に来るというか、自分事化されるんですよね。

それもあって「沖縄に帰りたいのか」「地元のために何かしたくないのか」なんてことを突き付けられてるような感じで。

そんなことを考えさせられる映画である「高津川」、じんわりと温かい気持ちになりたい人にはオススメです。あと地元から出てきて色々苦労しながら頑張ってる人とかね。


というわけで今週の曲はこちらです。くるりの「東京」

1998年リリースのメジャーデビューシングル。僕の高校生の頃の曲ですが、ちょうど上京するかしないかとかを考えているときにこの曲に触れ、色々と感じさせられた曲です。

そして上京して数年経ったときに改めてこの曲を聴くと、また違った感情が出て来るというか。


ちょうど昨日、25周年記念ライブの東京公演を終えたくるり。僕も大好きな曲が沢山ありますが、今後も名曲を沢山リリースしてくれるはずで、それが楽しみでしょうがないって感じでしょうか。

それでも、やっぱりこの曲は、自分自身の感情も合わさって、いつまでもくるりの曲の中では「特別な一曲」で居続ける気がしますね。


というわけでまた来週!

次回は日本の最西端、最果ての地である与那国島からお送りする予定です。

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