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骸ネクロデッキ紹介[2023/1月環境][アンリミ][シャドバ ]

こんにちは、せんりと申します。
今回はシャドウバース(シャドバ)の骸ネクロデッキの紹介です。アンリミテッドのデッキになります。ランクマッチ(2023年1月〜3月)グランドマスターになれたので考えを整理したいと思い筆を取りました。
よろしくお願いします。

(2023/1/31加筆)
ナーフが実施され骸の能力が修正されました。
この記事の情報は古いものになってしまいましたが、骸の紹介と過去環境の記録として残したいと思います。ご理解いただければ幸いです。また本記事は当初投げ銭がありましたが削除しました。

目次
・序文
・基本の動き
・デッキ選択の理由
・デッキレシピ
・構築について
・不採用カード
・各対面について
・最後に
・後書き

・序文(自分語りなので飛ばしていいです)
新パックが出た日になんとコロナにかかってしまい、この年末年始は自分史上最低のものでした。当然初日の出やら初詣やら友達の久しぶりの集まりやらには行けず友達はシャドバだけ!という状況。シャドバをやる時間だけはできたのでランクマをやろうと思いました。
とは言え頭が回らなくてローテで環境を読み合う!みたいな気分ではなかったので試合が短くて疲れなさそうなアンリミからやることにしたのですが、骸というデッキのパワーがぶっ飛ぶすぎてて、コロナで朦朧とした頭にもドカンときたので今回記事にすることにしました。ミラーが不毛かつストレスなので骸をオススメするというわけではありませんが、お役に立てれば幸いです。

・基本の動き

破壊された時に強力な能力を発揮するカードを並べてから骸を出すことで大型フォロワーを大量展開するデッキです。現在は破壊されると9コスト相当のフォロワーを出すアミュレットが2コストで出せるのでそれらを使用するのが主流です。

・デッキ選択の理由
前環境から強かった上に強力な新規を得たので間違いなく強いと思い使用しました。
先攻3ターン目で勝負が決まることもあり、バトル時間が短いのもランクマッチの仕様に合っています。
他の有力なデッキとしては土の秘術と回復ビショップがありました。どちらも強力な能力が揃っていて魅力的でしたが使ったことがないのでミラーで勝てないと思い見送りました。


骸はワールドブレイクなどの対策カードを積まれてもそれを引く間もなく勝てたり、除去1回程度なら乗り越えられることもあるので、対策する側に回るよりもデッキの強さで押し切りたいと思い、骸を使うことを決めました。

・デッキレシピ

・構築について
このデッキは自由枠が多いので、環境や各々の考え方によって構築は変わってくると思います。
骸というデッキの強さなら自分の動きを安定してできれば勝てると思ったので、特定の状況で強いものの事故要因になると感じたゴースト関連は抜いてドローできるカードを最大限投入しました。ドローが多いことで20点疾走を揃えやすくなったり後続を引き込めるようになり、結果としてワールドブレイクのような盤面リセットにも強くなりました。この方針自体は悪くなかったと思います。
ただソウルコンバージョンはミラーでは使う暇がなく腐ることもありました。逆に霊体の侵入などはミラーでのライフの取り合いに強く、抜くのはやりすぎだったような気もしています。私自身まだ結論づけられてはいないので、これからも調整が必要かなと思います。

以下、各カードについて簡単に。
今環境からの新カードについてから。

・深淵の大佐

これまで骸ミラーはスピリットイーターの性質上先に動くことにリスクがありました。しかしこの大佐はいつ出しても強くリスクも少ないので、相手の動きを伺う必要が減り、骸というデッキの強さを一気に押し上げてくれました。3枚あれば進化権と合わせて20点出すことができます。ミラーでの最も楽な勝ち方になるのでサーチと合わせて積極的に狙います。デッキの核なので必須枠。

・アズヴォルト

上述の通り手札に疾走を溜めたいと思っているので、大佐をサーチしつつドローするこのカードの評価は高いです。ただミラーではテンポの遅れが致命的になることもあるので、不採用の構築もよく見ます。好みによる枠かと思います。このカードのサーチ効果はこのカード自身も対象なので、複数枚入れると大佐を確定サーチできなくなってしまうので1枚のみの採用。

・フレイヤ


大佐を確定サーチできます。百鬼夜行との相性もよく体力3なので倒されにくいと、弱い部分が無いカードです。ミラー後攻だとテンポの遅れに繋がるのが唯一の弱点です。現状必須枠。

・ガルエル


フレイヤの弱点のミラーでのテンポの遅れを補うカード。3骸の確率も大きく上げていて、百鬼のコストにもなります。とはいえ単体で仕事するカードではない上にマリガンでキープもしないので能力を有効に活用できることは多くない印象です。採用の是非はそこをどう捉えるかによると思います。

・ジャーニーゴブリン


1ターン目にフォロワーを出すと3骸の確率が大きく上がるので1ターン目に出せて手札が減らないのは優秀です。マリガンでも常にキープ。必須枠です。

・ソウルコンバージョン


上述の通りです。ビショップやウィッチのようなある程度猶予を与えてくれる相手には強いですがミラーではテンポを失います。とはいえミラーでも手札枚数差のおかげで勝てたこともあり強力なのは確かです。ビショップやウィッチ戦でライフがギリギリの時は大佐のラスワを能動的に使うために使うこともあります。
環境や使用感に合わせて枚数を調整する枠かと思います。

・百鬼夜行


骸がないと勝てないデッキなので、骸を高確率でサーチできるこのカードが最重要です。初手に骸が無い場合はマリガンでもキープします。ただのドローよりもこのカードのサーチの方が骸を手に入れられる可能性が高いからです。このカードのためにネクロフォロワーの数が制限されていますが、それを差し引いても最強です。現状はこのカードに合わせた構築にしているのでこの構築である限りは必須です。

・小さき赤き竜・ビィ


無難な1枚。百鬼夜行をキープすることからそのコストになれるカードを多くしたくて採用。1ドローもウィッチビショップ戦では重要です。ミラーではほぼ活躍しないので、環境や好みに合わせて。

・霊魂の統率


ソウルコンバージョンに役割は近いですが骸を出すのに貢献したり打点にもなったりであちらよりも優っていると思います。中盤の進化権の使い道になるのも良いです。

・幽魂の棺


疾走を3枚揃えるのが目標なので疾走を水増しできるこのカードは優秀です。大佐イーターや2枚目以降の骸を葬送する場合でもテンポを失わず手札交換できているので悪くないです。フラグラと合わせるのが特に強いですがそうでなくても十分強いので、フラグラが抜けた場合でも入っていると思います。
弱点はウィッチの虹の輝きで、アタッカーの総数が減る危険があります。大佐かイーターならイーターを葬送するようにしましょう。ウィッチが多いと抜けるかもしれない枠です。

・ネクロインパルス


個人的に必須です。ワールドブレイクがある以上骸の盤面が返される可能性は常にあるので、締めのバーンカードは重要な切り札です。これがないと押しきれない場面は多いです。
ビショップやウィッチ戦では2枚欲しいことがあるので2が最低枚数だと思います。序盤事故要因なこと、このデッキはドローカードが多いことから、枚数は2に抑えてます。

・荒天の雷神


棺と合わせられる上に手札交換としても使えるので強力です。エンハンス3でビショップの悠久の絶望(ドローカード)を破壊したりなど、使い道が広いです。1コストで場を増やすのにも使えますし、必須に近い枠だと思います。

・フラムグラス


棺と合わせないと使えないので事故要因ではありますが、サーチの邪魔はしていないので悪影響は少ないです。少ないリスクでパワー6疾走を増やせる魅力を重く見て採用。

・骸
切り札。マリガンでも必ずキープします。

・スピリットイーター
大佐の登場で優先度は落ちましたが相手の骸盤面を破壊するのには最適です。対ロイヤルでは初手に骸があればキープします。ロイヤルは守護を並べてくるので疾走以上に活躍できます。
自力でアミュレットとして置けるので事故要因にはならず、苦手な墓地増やしもしてくれるので優秀です。ミラーを意識するなら必須に近いです。ただビショップなどに対しては棺+マスカレードゴーストの方が強い場面が多いので、そこと選択かと思います。

・不採用カード
不採用カードは全体的に事故要因だと思ったカード達です。自分は今回ドロー多めの無難な構築にしたかったので抜いています

・オウルキャットガール


1ターン目にカードを出すと3骸の確率が上がるので気軽に出せるカードとして候補に上がります。渇望のオウルキャットも百鬼のコストになり、相手のフォロワーを破壊しつつ場を増やすので3骸を助けます。また守護なのでミラーやホズミのワンショットを防げる可能性もわずかにあリます。
ただ他の手札が強くないと強くないこと、ワールドブレイクの流行を考えると骸の速さよりも質と手札量を求めたい、ということで不採用。現在はビィを入れています。

・スカルファナティック

1コスで単体で場に2体出せるカード。最速骸に貢献できます。百鬼のサーチを妨げるので今回は不採用。

・忠犬のゴースト


除去されても場を追加できるのは骸と噛み合いがよく、ゴーストを出すのでゴースト関連との相性もよく単体性能は素晴らしいです。今回はゴースト要素がほぼ無いこと、百鬼のサーチを妨げることから不採用ですが、ゴースト要素を押し出した構築なら輝くと思います。

・霊体の侵入


単純に1コスで1体出すカードとして使っても悪く無いですし、中盤も打点として使えてとても優秀です。ただ百鬼のコストにできないことから事故要因になる可能性が他の1コスより高いと感じ不採用。

・彷徨の詩人・エルタ


ミラー用。これを置くと相手の骸の効果が使えなくなります。自分の骸の横に出せばほぼ勝ち確定です。進化が必要なので遅いこと、自分が先に骸をしないとあまり意味がない、事故要因、などの理由から不採用。とはいえミラーでここまで圧倒的な差を生み出すカードは稀だと思うので、頭の片隅には入れておきたいカードです。

・極光の天使


ホズミやミラーのワンショットを防げるカード。ガルエルと合わせることも一応可能。ホズミに対してこれがあると勝ち筋がかなり広がるのですが活躍する場が限定的ない、環境にホズミが少ない、最速骸で勝つなら不要、事故要因であることなどから不採用。

・導く鐘・ベルエンジェル


極光の天使とほぼ役割です。先4ホズミなどを防げます。防御力は極光に劣りますがドローができるので事故要因になる可能性が下がります。ミラーウィッチビショのどれに対してもそこまで強くないので今のところは不採用。

・ワールドブレイク
ミラー用。ワンショットには無力だと思って入れませんでしたが、ゲームを決定づけるカードではあるので枠が余ったら有力だと思います。

・ゴーストヴァニッシュ


侵入と似た感じ。エンハンス7は最後の一押しになり、特にドラゴンのゾーイのバリアをすり抜けて勝つことができ有効です。ゴースト要素を入れるならインパルスに次いで重要になるカードではあります。

・ノーライフパーティー


継戦能力を高めます。デメリットは実質ないようなもので能力も全て強く優秀なカードです。特にワールドブレイクの返しに再び骸をするというような展開で重宝します。
場を埋めるのが気になって不採用にしていましたがプレイで補える範囲だとも思うので検討したい枠です。

・マスカレードゴースト


今も迷っているところです。入れるとすればイーターを削って入れ、当然ゴースト関連も増やします。
骸の盤面を除去されても合間なく攻め続けられるのが強力です。ワールドブレイクが流行るほど評価が上がります。ただ強みがミラーでは発揮されにくいこと、事故要因になることを考えて今回は見送りました。

・各対面について

○土の秘術ウィッチ
五分〜微有利だと思います。
疾走に対する防御手段が複数ありつつ盤面を返す力もあり、ライフをとる力も高いという万能デッキ。
3骸ならそのまま勝てる可能性はありますがそれ以降の骸盤面は返される可能性が高いので、序盤は手札をためつつ疾走を効果的に使えるタイミングを測ります。イーターと大佐の存在から向こうも序盤は積極的に攻撃してこないので猶予は十分にあります。最初の展開を返すのに相手がPPを全て使った(アストロジカルが出せない)返しから疾走を投げ続けるのが理想です。
中盤以降の流れは運によるところが強く、アダマンタイトやオリハルコンで突然死することも多いので有利とは言い切れない相手です。
とはいえミラーに比べると初手に骸が引けてなくてもある程度ごまかしが効く相手なのでまだやりやすい部類の相手だと感じます。

○回復ビショップ
微有利〜有利だと思います。
除去手段であるマーウィンがコスト4なので先3骸なら出す間もなく勝てます。
ウィッチに比べてターンの猶予がさらに長いので余裕があります。防御の数もウィッチより少ないので総じてウィッチよりも楽な相手です。
とはいえドローが続かないとターンの猶予を活かしきれず負けてしまいますしこちらの疾走20点が通ることもほぼありません。


この2枚は採用の是非が分かれているカードですがどちらも骸としては辛いカードで、疾走でライフを削っている最中に使われると一気に計画が狂い負けてしまいます。
環境の中ではやりやすい部類の相手ですが負け筋はしっかりあるという印象です。

・ミラー
五分。個人的にミラーが最も精神的に苦痛で苦手でした。こんなのただの運負けじゃねーか!と言いたくなる、というか言う瞬間が何度もありました。ミラーとはそんなものですがこの場合3ターンくらいで負けているので普段よりも苦痛でしたね。
運負けした時は逆に言えば反省することもないので「こんな時もある」くらいに捉えてあまり考えないのが良いと思います。骸は試合時間が短く回転率がいいので、運が収束していくことを願いましょう。プレイに問題がなければいずれグラマスになっていると思います。
プレイングは、先攻なら3骸さえできれば多少質が悪くても勝てるのでリソース優先で。後攻ならできれば序盤でフレイヤを出さないようにします。先にイーターを出された場合こちらは2PP払って場に何も出せてないということになり、致命的な遅れになるからです。また骸が初手にあるならイーターもマリガンでキープしていいと思います。
中盤はネクロインパルスの存在を常に念頭に置いておきましょう。

・ホズミ
不利です。3骸でしか4ホズミに対抗できず、腐食の絶命があるとそれも潰されるので絶望的です。ただ事故率がそれなりに高く、対策されると脆いことなどから環境でも数を減らしているので今回は割り切りました。

・狂乱ヴァンパイア
五分くらいだと思います。
骸に匹敵する速さで強力な盤面を作りつつ、低コスト必殺で骸盤面にも対抗できるという相手。ただライフを自分で減らす上にバリアの類もないので疾走で攻めることができればあっさり勝てます。
勝てる時は楽に勝てますが手札が悪いと歯が立ちません。ウィッチビショは序盤をドローでごまかせたりしますが狂乱はそれを許してくれないので余裕がありません。


また新規の悪魔の笛吹きは骸にとっては辛いカードです。こちらの盤面に依存しない上に打点が高いドレインなので、疾走プランを崩壊させてきます。採用率が上がると厳しくなってくると思います。
総じて運に大きく左右される相手という印象です。

・ロイヤル
有利です。
ワールドブレイクと守護で耐えてビクトリーブレイダーなどで制圧するデッキ。
フォロワーを並べてくるので大佐2イーター2で20点出して勝つことを目指します。疾走などのライフを盤面外からとる手段が無いので計算も狂いにくく、余裕を持って戦える相手だと思います。

・超越ウィッチ
有利です。
3骸は基本返せません。4、5骸を返すにもメルティーナやチャクラムを必要とし、これらをしっかり握りつつ超越もしなければならないと、要求が高いです。疾走を防ぐ手段も特にないので、骸インパルスで問題なく勝てる相手だと思います。
理想的に回るかワールドブレイクを積むなどされると負け筋が出てくるので、目を離せないデッキではあるとも思います。

・最後に
お読み頂きありがとうございました!
ここ数日はいろんな意味でキツかったですが、こういった記事も書けて良い経験だったということにしたいです。
ツイッターやってるので一応貼っておきます。シャドバについても呟いてるのでよかったらフォローしてみてください〜(https://twitter.com/zanzan04)
自分も勉強中なので新しい発見があったらまたこういった記事を書こうと思います。機会があればよろしくお願いします!
では、またいつか!


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