復職を目指し、休職中に読んだ本

うつ病と診断されての休職中、情報がほしくて本や電子書籍を読んだ。
おすすめ度の情報にグルーピングして、本の情報を整理する。
※URLは貼りません。

💡はじめに

今回紹介する本は、下記の通り分類している。

• Kindle・本の両方で出版している本（🍏とつけています）

• Kindleのみで発行している本（🍎とつけています）

🍎については、ほぼKindle Unlimited対象本なので、1ヶ月のみ加入してたくさん読むのも良い選択肢の一つになりそう。定期的に加入99円くらいのキャンペーンやっているのでそのタイミングにあわせてもいいかも

a.体験談系

1.文字のみ

うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間🍏
回復の過程が描かれている。他の体験談より力強い感じ。
復職はすこしずつですよ、という怪我人と接するスタンスとは異なる印象。

2.漫画（文字を読む余裕がなくても読みやすい）

今のわたしになるまで🍏
さらさらと日常が描かれており、その中に自分も身に覚えのある苦しみや辛さがそっと置いてある感じ。自分だけではないんだ、と安心できる。

うつ逃げ　～うつになったので全力で逃げてみた話〜🍏
復職当日の様子含め、結構リアルだった。この体験談を思い出しつつ書き起こす決断をされた著者の方、かなりしんどかったと思うので尊敬の念を抱いている。

ぼくのうつやすみ 『うつ』になったけど帰ってこれました🍎
Kindleのみ。うつになる前のシーンが、状況が似ておりかなり共感できた。IT系、クリエイター系の人は特に共感できるかも。

3.体験談ベースの実用書テイスト

復職の地図🍏
会社員かつ復職を目指す人は、一度目を通すことをおすすめ。
またコーピングの内容も具体的だったので、自分も作ってみようかなと思えた。

うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するためにやったこと🍏
文字が少ないため、うつや適応障害で文字が読めない人でもおすすめ。
※この方は最終的に復職ではなく、新しく人生を切り開いていっている。

適応障害から復職後の元気に働き続けるための7ステップ: 復職経験者30人からのアドバイス🍎
”適応障害”と記載があるが、うつ病で休職している人も参考になると思う。
また、30人の先輩方の意見が珠玉かつ貴重で、背中を押される感じがした。

適応障害で休職した私が６か月でフルタイムに復帰した方法: 毎日を穏やかに過ごすヒントをあなたに🍎
こちらも”適応障害”と記載があるが、うつ病で休職している人も参考になると思う。先ほど紹介した本とこの本、紙で出版したら素敵なのになと思ったりしている。

4.体験談ベース【以外】の実用書テイスト

復職後再発率ゼロの心療内科の先生に「薬に頼らず、うつを治す方法」を聞いてみました🍏
休職中に何をすればいいか端的にまとまっている。
日々の過ごし方などの具体的な行動を参考に情報ピックすると良さそう◎

b.ワークブック系

リワーク行っている人はいらない本だと思う。私はリワークに行かず、自分が復職できるか客観的に判断する方法もわからず、セルフワークブックを実施し様子を観察した。

メンタル不調者のための 脱うつ 書くだけ30日ワーク
1日ごとに何をすればいいか計画化されており、ワークブックに取り組むだけで良いので楽だった。

復職のためのセルフ・トレーニング・ワークブックーメンタル不調に陥ったときの処方箋
本に記載されている内容が、私にとって知らない内容が多く参考になった。
ただし気力がかなり回復している状態かつ、自分で当ブックをすすめていく計画を立てないとうまく使いこなせないかも

余談

※既知だったらスルーしてください

• Kindleによる電子書籍発行 + Kindle Unlimited加入者に読んでもらう

• 1ページ読むたびにお金が著者に入る…

こういったビジネスモデルを利用し儲けようと、質の悪い情報を「本」と言い張りKindleで販売している人たちがいる。
特にうつ・適応障害の体験談を記載している内容については、真摯に書いている方も多いなかで、これでお金を取るのはあまりに失礼ではないかと思われる情報もあった。

私は情報をディグるのが好きなのでそういった本（？）も含めて楽しんでいたが、上記を念頭においてKindle本を探した方が良いと感じたので書いておく。