国立公園の問題について(旅行業務取扱管理者試験・国内地理)
本日は国立公園に関する問題をご紹介します。
日本各地にある国立公園については、どの県に属しているのか、また、
どのような自然景観を持っているのかを覚えることが大事です。
下記の例題を見てみましょう。
例題)国立公園に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1)「足摺宇和海国立公園」は、四国南西部の海岸部と内陸部の山々からなる変化に富んだ景観が特長で、区域内には足摺岬や竜串などがある。
2)「雲仙天草国立公園」は、湯けむり漂う火山景観と島々が連なる海洋景観が特長で、区域内には雲仙岳や高舞登山などがある。
3)「釧路湿原国立公園」は、日本の最東北端に位置し、火山活動や流氷などによって形成された険しく雄大な景観が特長で、区域内には羅臼岳やカムイワッカ湯の滝などがある。
4)「やんばる国立公園」は、沖縄島北部に位置し、国内最大級の亜熱帯照葉樹林、石灰岩の海食崖やカルスト地形、マングローブ林、固有動植物・希少動植物が生息する多様な自然環境が特長で、区域内には茅打バンタや大石林山などがある。
★正解(誤っているもの)は、3です。
「日本の最東北端に位置し、火山活動や流氷などによって形成された険しく雄大な景観が特長で、区域内には羅臼岳やカムイワッカ湯の滝などがある。」上記の説明は、知床国立公園についてです。
釧路湿原国立公園には、日本最大の湿原である釧路湿原を中心としており、水鳥の貴重な生息地となっていることから、ラムサール条約にも登録されています。
正解の選択肢である1、2、4の文章をよく読んで、地図などと照らし合わせておきましょう。
本日もお疲れ様でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?