マガジンのカバー画像

美容師さんの美容のはなし

4
本
普段、美容の仕事をしていて気づいたこと、出会った出来事などをお話しできる場所にしたいと思っています。ぜひ、覗いてみてください。
運営しているクリエイター
別冊「奥野涼子」

ダメージ毛のヘアカラー、その髪の毛ちょっとまった！！

初めてお会いするお客様。ご挨拶とともにパッと髪をみた時、「？？？」と頭の中を埋め尽くした。 席について、お話を伺った。「今日はどんな感じにしましょうか？」といつも通りに誰にでも私が最初にかける言葉だ。 👩「以前に縮毛矯正をしてから髪がスカスカになってしまって、なんだか柔らかくなってしまって？なんだか違うなって思って以前行ったお店を一旦行くのをやめ、こちらに伺いました。」 根元に強い癖。毛先に向かっては真っ直ぐなストレートな髪。 （数ヶ月前にストレート施術をしたんだなとわ

別冊「奥野涼子」

美容室に行くべき理由

せざる追えずに始まったリモートワークが、最近ではもう当たり前の働き方になっているようですね。 いろんなお客様とお話をしているとそんなように感じます。 人によっては、通勤時間を短縮できたり、家事と併用できていたり、すごく生活にフィットしたワークスタイルになっているなと、美容業する私からは羨ましく感じてます。 ただ、そこでこんな声も耳にします。 「今までは、外に出て暑い中も寒い中も仕事して、いやでも人とやりとりしていた。だけど、今はずっとパソコンの前に座ってなくてはいけな

別冊「奥野涼子」

パーマと魔法使いのはなし

美容師をしていると、魔法使いと間違われる時がたまにあります。 今回はパーマをかけたい人が来た。 💁🏻‍♀️「どんな感じでパーマかけたいですか？」 「頭のてっぺんにボリュームが欲しくて…」 💁🏻‍♀️「ウェーブをつけてふわっとしたスタイルですかね？」 「いや、できれば毛先は真っ直ぐのままがいいです。」 💁🏻‍♀️「では、ウェーブのあるパーマではないということですね🤔」 要するに、 ストレートなボブスタイルでペタっとしてしまう頭頂部が気になってしまうので頭頂部のと

別冊「奥野涼子」

こんな時期に気づいてしまった、男性のヘアカット。

ご存知でしょうか？大人の女性たちが好感を持てる男性を語る時に一番最初に出てくるワード。それは「清潔感」です。簡単な様で難しい清潔感。女性たちは清潔感がある人に好感を持ち、心を開きのちに好意を抱きます。 恋愛の至難をするわけではなくて…(経験豊富な訳ではないのでそんな資格ございません…) 職業柄いろんな女性の方と話してると大人になればなるほど具体的な理想像より何よりも第一声が「清潔感」なんですよね🤔 コロナの影響で髪の毛伸ばしっぱなしな男性の方、多いんじゃないかしら？早く

別冊「奥野涼子」