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構想から1年、アーティスト起業家がメタバース王を目指し走った1年間の軌跡

Web3分野にコミットして1年。

外から見るより中はカオスみたいに熱狂的だ。

この熱狂が伝わるようにと毎月活動進捗をドキュメンタリーフィルムにまとめて配信するプロジェクトを立ち上げた。

そこで過去の記録用動画アーカイヴにアクセスすると、ちょうど1年前にWeb3.0の世界に飛び込むことを決めたのだと知る。

覚束ない構想を殴り書いたキャンバスと、興奮気味の僕の解説が加わったその動画から始まった。感慨に耽っていると、一体僕はこの1年何をしてきたのか、してこれたのかが無性に気になりはじめた。

誰のためでもない記録用動画に異常な価値を見出した僕は、せっかくだから1年の振り返りをするならそれもnoteに記録しておこうと今こうしてキーボードを叩いている。

得るは捨つるにあり。

構想が具体的なロジックに昇華できた後、僕がまず優先的に始めたのが、手の中を空にするために既存事業の全てを手放すことだった。12社ほどあった持ち株会社を3社以外全て処理した。売ったり畳んだり譲ったり、さまざまな形でとにかく処理した。残った3社は構想上の座組みに必要だったので残した。

そしてベトナムにゲームの開発会社とデザインの制作会社のオフショアを開発することに着手。

時を同じくDiscordにRyo Konishi DAOの仕組みをシステム化した。

THEO COINというクリプトトークンを発行し
ウィッシュリストをダン(done)することでトークンが稼げるようになった。

そして最初の複数名と密にコミュニケーションしながらDAOのカルチャーのコア部分を示した。
流れに乗るようにDAOのメンバー(以下テオメン)が自律的に動き始めてくれた。

この頃オフショアが完成。

練りに練った物理法則完全無視の演出系ショークリエイトメタバースSNS「GOGH LAND」のプロトタイプの開発をスタート。

次に僕はTHEO COINの価値の裏付けをまず自身の手がけるNFTアートでつくった。需要過多になるよう丁寧な作品作りと付加価値をのせてユーティリティ化もした。そして常時即完のマーケットメイクに成功した。

そこからNFTをアートだけではなくプロジェクト化した。

Tiny Art & Record Houseというコンセプトのリアルスペース直営店のオーナーシップや、バーチャルシンガーのキャラクターIPのオーナーシップ、NFTアートもオーナーがアートブランドを立ち上げられるクリエイティブスタジオをDAOに併設した。

今やいくつものブランドが立ち上がって世界中に僕のアートを用いたアパレルブランドが展開を始めている。

全てのプロジェクトが出揃ったこのタイミングで、予定通りGOGH LANDのプロトタイプが概ね完成。現在アルファ版の開発にマイルストーンを移した。

僕がアーティスト起業家になった日。

このタイミングで僕はアーティスト起業家を名乗り、情報発信を始めた。どんな構想に基づいて一体何をしているのか、しようとしているのか、を伝え広げて仲間を集めるためだ。

一緒に働く仲間、ショークリエイトを扇動してくれるブランド、ユーザーを集めてくれるインフルエンサー、同業や関連のスタートアップ等々、さまざまな仲間が必要だ。

メタバース王に、俺はなる。

とまあ、ここまでがこの1年で実現できたことで、文字にするとなんだか物足りない気もする。でも、内容は胸を張って世界一を誇れる。それだけ妥協なく1つ1つ丁寧に積み上げてきたつもりだ。

ロードマップ的にはようやくスタートラインについたところだ。

ただ、ここからはノーマークで無名な僕らのターンが始まる。DAOの活動を通じて世界をゆっくりと塗り替えていく。そのために発信も欠かさない。

全てが計画通りにはいかないだろうけど、全てを計画済みで歩いている時点で歩みは前に進む。だからでかいニュースや大袈裟なトピックがハイライトされる今日だって僕は、あたふたせず煽られたりせずに自分が掲げたアジェンダを黙々と、淡々と切り崩して進む。

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