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10年前の宮古島の古謡、神歌を扱ったドキュメンタリー映画が良かった。AmazonPrime終了まであと3日!

あと3日でAmazonPrimeが終了する、
スケッチ・オブ・ミャーク



宮古島の受け継がれる古謡と神歌を
扱った2012年公開のドキュメンタリー映画です



あと少しなら今のうちに見ておくか~と
気軽な気持ちで見ましたが
色々思いをかき乱される映画でした



宮古島というと私にとっては
スキューバダイビングが好きな利用者さんが
ものすごく推してくる島で
きっと素敵なのどかな所なんだろうなぁ~なんて思ってました



でも、人頭税の話や大変な重労働をしても
豊かになれない宮古島の過去(といっても100年程度)に
胸が締め付けられる思いがします




歌を歌いながら、辛さを耐えて乗り越えるその姿に
歌は今は喜びを増幅させるものだけど
昔は苦しみを和らげる作用だったのかもしれない



歌の内容も
しいたげられる宮古島の人々の暮らしが表れていて
なかなかにシビアなものが多かったです



そんな世界で最も過酷な税、人頭税を
宮古島に課していた琉球王国も
薩摩藩から重税をかけられていたわけで…



誰かに踏まれれば誰かを踏みつける
なんか、それって今もあるよなぁ~と
色々思うところのある映画でした



あ、歌はとても良かったです



沖縄民謡みたいに流暢で美しく楽しい感じではなくて
神への捧げものの歌→俗な人間にはわからない
苦しみを和らげる歌→過酷すぎて聞くのつらい
という印象を私は持ちましたが
歌=楽しむ以外の一面があると思って聞くと
それぞれに味がありますね


この映画が公開された年から10年たち
この歌を受け継いでいた女性たちもさらに減っているんだろうなぁ


https://okinawaclip.com/ja/detail/194  より


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