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キャリアは計画立てなくても積み上がっていく

私の働き方は一般的なPTとはちょっと違います。

でも、それはそうしようと思って出来上がったキャリアではなくて、気がついたらここにいた、みたいな感じにとても近いんだなぁ。

週に3日、5時間の障害者施設でリハ担当。
週に1日、2.5時間の高齢者施設でリハ担当。
月に2回、訪問看護ステーションで評価と相談。
月に1回、放課後デイで評価と相談。
あとは、グラレコやイラストの製作、資料作成。
たまに、介護予防教室の依頼が単発できたり、こなかったり。

てな感じ。
雇われてる自分と、フリーランスの自分とが混在する仕様です。

最初は週4日の障害者施設で働き始めで、よくある育児と仕事の両立を考えた非常勤勤務。
時給改定で下がってしまったので、週3日に減らして他の仕事を入れるようになって色々経験してるうちに、こういう仕事できる?と聞かれるようになり今ここです。

これをやったからこの仕事につけました!というような参考になる働き方は全然してません。
その時その時で興味があるとか、時給が良かったとか、家から近いとかの理由であちこちで働いているうちにお声が掛かるようになった流され女の漂着地。

キャリアをプランニングなんてしていない。
常勤じゃないから深く入り込むこともできない(そこがいいところでもある)。
職場ごとに求められる役割をこなし、それを上司や職場に伝えることで「それでいいよ」とか「もっとこうしてほしい」という要望に応える力が磨かれたんだと思います。

とあるインタビューでその話をした時に「それはクランボルツの計画された偶発性理論ですね」と言われました。

スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって提唱されたこの理論は、「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」とし、その偶然を計画的に設計して自分のキャリアを良いものにしていこう、というキャリアパスに関するポジティブな考え方です。
All About  クランボルツ教授に学ぶ計画的偶発性理論より

流れ流されて行き着く先が今の自分なら、流れてきて良かったなー。
これができなきゃダメ、能力が低い、という人を下げる評価がされがちなセラピスト業界ですが、もうちょっとゆるく、気楽に、でもしっかりと、自分ができることをやる働き手が増えたら嬉しいなぁと思って、私の流れ流れるキャリアの話をさせていただきましたw






#私の転職体験
#理学療法士

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