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HCR(国際福祉機器展)に参加しての感想と、おまけ


今年も楽しいお祭りでした!

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数年前から毎年欠かさず行っていたHCR。去年はコロナでやむなく中止。今年は小規模といえど開催と心躍らせての参加でした。

行ってみた感想は、やっぱり現地はいい!

HCRで何をしているかといえば、商品を見て触っているわけですが、一番の目的はそこではありません。ブースの人とお話をすること。商品の目的やどんな意図が込められているのか、作り手としての自分の商品の推しポイントなどを聞くのがいいのです。

ぱっと見同じ商品に見えても、メーカーによって力の入れているポイントは違うし、商品カタログには載せきれない情報もあったりします。よくあるのはカタログに情報は載っているけど単なる数字・文字になって埋もれているパターン。福祉用具カタログは一覧カタログだから、どこがいいのかは聞くのが一番いいわけです。
それができたのが、本当に嬉しかったです。
説明してくださる方が嬉々としてあれこれ説明してくださるのを見ていると、こっちもそんなに良い商品ならもっと詳しく知って、利用者さんの役に立てるようにしよう!という気になります。

商品見に行ってるというよりは、元気をもらいにいってるようなところもあるくらい。

他のおもしろポイントとしてはその時のトレンドが反映されるということ。
ちょっと前はパワーリハのブースが大きくて、その後はIT・ロボット系、電子カルテは今の所毎年元気とかそんな感じ。今年はパワーリハもロボット系も殆ど出店はありませんでした。
もちろんブースが全体的に少ないというのもあるかも知れませんし、会場で会った人からは出店申し込み期日がシビアで申し込みできなかったという話も聞きました。
それを加味しても、やはりトレンドから落ちるというのはあると思います。

前回、今回と気になっているのはセンサー系が増えてきたこと。排泄チェック、ベッド上の挙動、嚥下の状態などあらゆることが感知できるようになってきています。
その一方で、センサーがあっても快適にケアの現場が回るイメージが湧きません。センサーの分野はモノの精度だけでなく運用をどうしていくのかを提示していくことが大事だろうな〜と思ってみています。

まあ、そんなこんな考えてはいますが、基本的にお祭りとして楽しんでます。

大好き!チタンの車椅子。自分が乗るならこれがいい。
軽くて剛性も高く、1押しで大きく進む。
漕ぎやすい車椅子と介助しやすい車椅子は別だと強く言いたい。

突っ込めるところには手を入れる主義

友よ、お前もかww

毎年驚くようなブースを作っているスギヤスが今年はおとなしい。
社長の看板がなければ素通りしたかもしれない。

開催できて本当に嬉しいし、来年も開催してほしいと心から願っています。

来年も、参加するぞ〜〜〜!


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