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1月25日 朝日新聞 糖尿病の名前について


糖尿病の名前についての記事。
病気の名前は、疾患を表すもの。
それ以上の意味はない、はず、だけど。
あるよね、なんか病名からイメージする患者像って。

言葉のイメージが悪いっていうのは当事者にとっては嫌なことだと思う。
だから、変えたい。
そういう動きが起こるのはよくわかります。


そういう意味で変わっていった名前もああって。
痴呆症が認知症になったのは大きなトピックだと思う。
とはいえ、言葉が変わったからといってそれによって今まで言葉で傷つけられていたことがよくなるとは思っていないのです。


言葉に傷つけられたと思っていたとしても本当は言葉ではなく、それを発する人の態度に傷つけられているんです。

だから、今、認知症と言葉が変わったところで「二ンチ」と省略されてぞんざいに扱われて悲しい!っていう人がいるんだと思うんだ。

「おばあちゃんもうぼけちゃって〜〜( ˊ̱˂˃ˋ̱ )」
っていう言葉は、いたわりを持って発してるのか、まじもう無理ほんと困るやめてほしいって気持ちなのかでだいぶ温度が変わる。
言葉は形ではなく、言い方と温度で180度変わるんだってこと、私たちは当たり前のように知っているから、言葉狩りの虚しさも本当は知ってるはず。


とはいえ、とはいえ(さらに反転)


やっぱり生活習慣病、という表現は病気になったのはお前の生活習慣が悪かったからだぜ、という匂いがぷんぷんするので正直変えた方がいいと思う。

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