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蜂に刺されて「やぎさん号」を得る

わたしの相棒「やぎさん号」

少し遡るのですが
ハーブ畑のことで煩悶していたころ。
5月なかば、
草もかなり伸びておりました。

草刈機が苦手な私。

(音と、コントロールしきれない感じが怖い!)

農家で田舎暮らしだと、
じつのところそんなこと言ってられないのですが、
できるだけ使いたくない…
今夫が使ってるのを借りるとなると、
忙しい夫の手を煩わしちゃうし、
重くて上手く使える自信もない。

ワッサー!右手のマルチ部分は、手で刈って
カヤなどを載せました


立ったまま刈れる、
長いカマを買ってみたりもしたのですが、
どう考えても作業量が多過ぎて、
追いつかない…

除草ヤギたちは、気分次第で、
時々草を食べていますが、
基本のんびりしています。

のんびり


時々たべる
先の方だけかじります

それで、パワーは劣るけど
充電式の草刈機をネットで買おうと
隙間時間に調べていました。

ある日の夕方、ヤギたちに餌をやろうとしたときに、チクッ
太ももを蜂に刺されました。

この台にハチが止まっていたようです

その日はたいして腫れもせず。

翌日、腫れはじめ、
痛みと熱感、かゆみが。

その夜は、痛くてあまり眠れず…
布団にあたると痛いので横を向いていました。

のんびりな皆さん

目玉焼きみたいな水疱が真ん中にできて、
30センチくらいの範囲で腫れてしまいました。

結局、朝方に少し眠れて、
目が覚めたらポタンポタンと漏れるリンパ液でお布団が濡れておりました…

歩くとポタポタリンパ液が落ちるのでタオルを巻きつけて。
夫に患部を見せたら
「ギャー!皮膚科に行って!仕事はいいから!」

ということで山を降りて(村に皮膚科はありません)
皮膚科に行きました。
アレルギーが出てるのと、不眠もあったのか気分が少し悪くて、内科もある皮膚科さんを調べました。
順番も少し早く回してくださって、
強めのアレルギー薬が出ました。

さて、帰り道。前夜あまり眠れなかったし、へろへろでした。
でも、皮膚科の近くに大きなホームセンターがあります!
(家近くの小さなホームセンターでは
充電式草刈機はチェックしましたが、希望のものがありませんでした。)

ヨタヨタと見に行きました。

現物あり!
ネットより安い!
抱えてレジへ。

帰って、ヤギ友さんの描いたシールを貼りました。

かわいい…!

命名 (命めぇー)
やぎさん号(除草ヤギ代替機)と
名付けました。

なにしてるのー
もしかして、
僕のライバルですかね?


この週は、その翌日から三連で午後学童、アレルギーのお薬の影響も多少あって、患部は痛いし、
なかなかハードな一週間でした。

(学童で、膝によじ登ってくる子どもさんに「あうっ!蜂に刺されたんだ〜」と言うと、
みんな「見せて!」と言うのが
面白かったです。
子どもさんからすると、
蜂に刺されたら
どうなるか、気になるんでしょうね。)

そんななかでやって来た
やぎさん号のおかげで、
畑での作業に少し見通しが立つようになってきました。

しんどかったけれど、
蜂に刺されでもしないと往復2時間かけて、買い物には行くなんて想像できないほど
切羽詰まっていました。

なにか不思議な見守りと
手助けもあるように、
感じずにいられませんでした。

(今回少し記録もしたくて、の投稿でした!
読んでくださってありがとうございます。)


りょうこ

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