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自己解釈。『愛されてると思うから.』ネタバレ含む

こんばんは。りょうのです。
自作した曲の裏話を書きます。
解釈は人それぞれあっていいと思うので、作者の意図を見たくない人は、ここでブラウザバックすることを強くオススメします。



曲テーマ

まずこの曲のテーマについてです。
大きなテーマがあるというより、細かいたくさんなテーマが混在している、というのが実際のところです。
具体的に幾つかテーマと考えられる言葉を挙げます。

  • 愛着障害

  • 共依存

  • 承認欲求

  • 認知バイアス

  • 堕胎

  • アダルトチルドレン

  • ストーカー

  • DV

ここに含まれてない言葉もテーマになり得ます。
無意識的な、潜在的なテーマも存在するからです。
この曲を創ったきっかけは、歌愛ユキを使ったダークな曲を創りたいと思ったことからです。
また、EDMっぽい曲調にも挑戦してみようと思いました。
普段はロックを創っています。
実体験はあまり含まれておらず、強いて言えば自分のメンヘラ的な部分が反映された作品なのかな、と思います。

イントロ

イントロはピアノが特徴的だと思います。
最初は1オクターブ高いメロディでしたが、あまりパンチが強くなかったので思い切って1オクターブ下げてみたら、案外良かったので採用しました。
メロディラインは思いついた、というより気持ち良いところを探し当てたという表現が正しいかも知れません。
今思えば、らららコッペパンのメロディに似てるなと思いました。最初の部分がね。
リリースカットピアノを使ってみたかった、というのもあります。
ドラムのキックにもこだわりがあります。
このリズムはかなりノリやすいリズムだと個人的に感じます。

Aメロ

Aメロは歌愛ユキの声を途切れ途切れに入れています。
今までやったこと無かったですが、上手いことハマって個人的にお気に入りです。
歌詞のストーリーは、愛を忘れた女の子が、愛を知ろうと必死になって試行錯誤している想定です。
これは僕の個人的経験も含んでいます。

中身のない会話で孤独を埋めるの

これはまさに僕の経験です。
高校生の時はなんとか友達を作るために、知らないこと、興味のないことも頑張って話してきました。
まぁ結果的に上手くいかないのですが。
高校の時の話はまた今度するかもしれません。
コード進行は丸サ進行をアレンジして、ふわふわさせてます。
このコード進行は初めて使いましたが、雰囲気にぴったりでした。

サビ


サビは一気に雰囲気を変えようと思いました。
コード進行もふわふわしたものから、小室進行とキャッチーなものにしています。
Aメロで溜めた分、メロディも歌詞も出来るだけシンプルかつキャッチーを目指しました。
Aメロはのらりくらりで、サビで思いが爆発するイメージです。
同じフレーズを何度も繰り返すことで、より言葉の印象を強くしました。
ピアノでオクターブ高めで、コード進行を鳴らしてます。
それにより、雰囲気が変わったことをより印象づけています。
ドラムは四つ打ちとシンプルです。
折り返し地点でハイハットをクローズからオープンに。
サビでベースも新たに追加しています。
低音が気持ち良い。
サビの初めにリバーブを十分にかけたキックを一度だけ鳴らしています。
ドォーーン!!ってね。
(こういうのなんて言うんだっけ?)

間奏

特にイントロと変わりません。

2番

ここも特に1番と変わりませんが、歌詞は大きく進展しています。
なんとか愛を見つけられた主人公。
しかし、それはどうやら歪んだ愛のようでした。
それに気づかないまま、主人公はDV彼氏にどっぷり浸かっていきます。
これは共依存です。
現代でも何かと問題に上がってくる、DV夫などを表現しています。
あとできちゃった婚などもイメージして創りました。
彼らは悪気がないのかも知れないが、見ている側としては結構モヤモヤするもんです。
直接言ったりしないけどね、作品なら許される。

慰めてた過去も全部忘れてイイわけ

ここは「言い訳」と「良いわけ」を掛けています。
残念だが、過去が無くなることはない。
どんな過去も受け入れていくしかありません。
僕はそのように思っています。

2番サビ

2番も1番と同様、フレーズはなるべくシンプルなものを選んでいます。
ストーリーが進展したので、
愛されたいと思うだけ→愛されてると思うだけ
になっています。
これこそ愛情飢餓の、例え愛されていたとしても、本人が愛されてると感じなければ、それまでだということです。
主人公は頑張って恋人を信じようと努力しますが、なかなか上手くいかないようです。
「邪魔してくるの」と繰り返し入っていますが、これは何から邪魔されているかは特に決めていません。
例を挙げると、彼氏の元カノとか友達とか姑とか、もしくは自分の頭の中かも知れません。
これは歌詞に可能性をあえて残しています。

ラスサビでは、ライザーをふんだん利用して、より盛り上げました。
ここの部分に全力を注いだというか、そんな感じです。
まぁ、聴いてもらえれば分かる範囲だと思います。

アウトロ

アウトロはあえてイントロと何も変えていません。
まるでまた同じ日常が始まるんじゃないかと、何も変わってない普段を印象づけています。
こういう苦難が日常だという、僕なりのメッセージです。
僕もこう見えて結構苦労してるんですよね、、
って別に僕の苦労をここで語る気はありませんが、これが非日常だと思われるのも困るので、あえてイントロと全く同じアウトロにしました。

最後に

さぁ、いかがでしたでしょうか。
まだまだ語れることは沢山ありますが、文章を書くのが疲れてきたのでこの辺で。
最後までご覧いただきありがとうございました。
りょうのでした。

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