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グラビアアイドル推し活日記(17)橋本梨菜アラカルト・雑誌表紙、最新写真集、インタビュー記事

どうやら今年は推し活に忙しい夏となりそうだ。

MEN'SDVD9月号 表紙

7月28日発売のMEN’S DVD9月号では表紙を務めている彼女(この雑誌には乙陽葵ちゃんのグラビアも掲載)。贅沢にも23ページにわたる作品となっている。

推しが表紙になるとやはり嬉しいもの

写真集の一部カットが先行公開

すでに投稿しているが、9月13日に橋本梨菜さんの5冊目の写真集が発売される。

8月1日発売のFLASHにて、写真集の一部カットが明らかとなり、
巻末で写真集のタイトルが「Lina’S All」となることも判明した。LA(ロサンゼルス)で撮影が行われており、LAにかけたタイトルである。
デビューから20代を駆け抜けた彼女のグラビア人生が詰まったタイトルとなっている。
そして、9月2日に発売前イベントが開催されることも発表された。

8/1発売のFLASH
表紙右上に掲載されていることがわかる。LAで大解放!?

一部カットながら、今回の作品の見所について、以下のように予測してみた。

①ロケーションが素晴らしい、アメリカ西部・ロサンゼルス。彼女もいつか撮影したいと言っていた場所。夏空の下で最高の仕上がり。

②おそらくどのページも妥協しない本人納得の作品、当たり前だがハズレはない。

③この一冊でデビュー以降の橋本梨菜のグラビア作品、素晴らしさがわかる。

④これまでとこれからを考える、橋本梨菜のグラビアをもう一度見つめ直す作品(5冊目から鑑賞しても多彩な表現力を存分に堪能できるはず)。

発売まで残り1か月あまりとなった。楽しみに待ちたい。

グラビア人生を振り返る

さらに、週プレグラジャパでは、2週連続のインタビューも掲載されている。

「初グラビア物語~My First Gravure Story~」第50回に登場している。
前編、後編に分かれた記事を読んだ感想を少しだけ書いていく。記事の一部を引用しているが、引用元はすべて上記2記事からである。

彼女の存在をを知って約6年になるが、記事を通して、自分でも知らないこともたくさんあることがわかった。

一番最初に水着姿で人前に出た時の心境は?

めちゃくちゃ緊張しました。
たくさんのお客さんに写真を撮られるんですけど、何をしていいかわからなくて。

でも今思えばそれがよかったのかも。結局、最終日まで残りました。そして「ここまで来たら手ぶらじゃ帰れない!」と気持ちが切り替わりました。

コンテストにあおみん(青山ひかる)も参加していたんですけど、私、あんなにスタイルのいいコを見たのは人生で初めてで。顔が小さく、胸が大きくて、バランスもすごくいい。その上、キラキラしたオーラを放っている。
「あー、こういうコがグラビアをやるんだな」って思った瞬間に「負けたくない!」となって。
勝手にライバル意識が芽生えたことで、負けず嫌いのスイッチが入ったんです。そして、ありがたいことに準グランプリと審査員特別賞!受賞の瞬間はただただ嬉しかったです。

このあたりは勝負師というか、戦う以上は結果を残すというプロフェッショナルの言葉である。
もちろん、大阪時代の事務所社長が後押ししなければ、オーディションに参加することはなく、グラビア界に足を踏み入れることもなかっただろう。
本当に運というか、縁に恵まれた方である。
同じオーディションには、青山ひかるさんも参加していると語っているが、後に二人がsherbetで活躍することになるとは誰も予想していなかっだろう。
何はともあれ、グラビア界に向いていた二人がオーディションを突破したのは必然的であったとも言える。

雑誌での初の撮り下ろしは『ヤングガンガン 2015年8号』(4月17日発売・撮影/薮下剛士)

雑誌の撮り下ろしは、一番やってみたいお仕事。
写真ってなによりキレイな部分だけを切り取ってくれる。
最高の自分を見せてもらえるんじゃないかって思った。

天職だったといえる。
写真でキレイに撮影してもらうと嬉しくなるのはグラビア経験がある方は皆同じ感覚ではないだろうか。

ーー撮り下ろしの時は白い水着や衣装を着て、白い一軒家のスタジオで佇むなど、じつに清潔感があって、爽やかなグラビアでした。

橋本 いまの自分からは想像つかないくらい、初々しく撮っていただきました(笑)。撮影経験もなかったし、カメラマンさんをはじめとするスタッフさんも初めましての方ばかりだったので、現場ではすごく緊張しちゃって。言われた通りにポーズをきめて、ひたすらミスしないようにって思っていました。

みんなデビュー当初は全てが初めてであり、必死だったと思う。彼女も同じような感覚で活動していたのだろう。

ーー『ガンガン』も『週プレ』も発売された時は買いに行きました?

橋本 
もちろん。どちらも朝まで待ちきれず、1時か2時くらいにコンビニへ買いに行きました。自分の写真が載っている雑誌がコンビニで売られているのは本当に不思議な感覚で、ページを開いて見た時は胸がいっぱいになりましたよ。嬉しさを噛み締めながらじっと眺めて「もっともっとたくさん出たいな」と思いました。

グラビアを始める時は一抹の不安を覚えても、始めると一気に気持ちが変わる方を見てきたが、橋本梨菜さんもまた同じ感覚だったのだ。

ーー「ニッポンのグラビアアイドル50人」(2016年27号/6月20日発売)という企画ですね。50人を16ページのフルボリュームで撮り下ろしました。

橋本 その時も編集さんが大勢の中で「あの黒いコは誰?」って私を見つけてくださって。うふふふ。最高の結果に繋がりましたね。

元々は色白でスタートしていたが、焼けやすい彼女は日傘を差したりするなど日焼け対策が大変だったそうだが(1stDVDを鑑賞すると、多少日焼けはしている)、ある日のプール撮影会で直前まで南国に行ってかなり焼けてしまったらしく、事務所関係者のお怒りを買う羽目になったが、結局は参加者の中で「黒さ」が際立つ結果となった。でも、それが結果的に良かった。多くの関係者の目に留まったからである。ひょんなことから、ブレイクに繋がった好例ではないだろうか。
もし、あのとき取り上げてくれなければ、今の橋本梨菜はなかったかもしれない。

ーーこれ以降、橋本さんは「日本一黒いグラドル」として漫画誌やグラビア誌に登場。常に黒い肌を披露していましたが、日サロには一切、行かなかったとか。

橋本 自然光で焼けることにこだわっています。それに「日本一黒い」と言われても、日サロで焼いてそうなるのは誰でもできるじゃないですか? それだと意味がない気がするんです。

ーーでも黒い肌でのままでいるのは大変じゃないですか?

橋本 そうなんです。撮影が決まる度、事務所から「日サロに行って、焼いてきてくれ」と言われ喧嘩になって。いろいろ話しあった結果、沖縄やハワイへ行って、肌を焼いてから、撮影に臨むことになりました。南国が好きな自分としてはラッキーですよね(笑)。

橋本梨菜を語る上で大切な部分。
なにわのブラックダイヤモンド誕生の秘話。
自然光で日焼けするのは誰でもできそうだが、真似してみても同じようにはならない。
日焼けの仕方は人それぞれ個性があると思っている。日焼けサロンなら、ある程度は黒くなれる。自然光の場合、光の当たり具合で焼け方が変わる。橋本ちゃんねるでも紹介されているが、彼女はその当たりを熟知した上で、日焼けをキレイに魅せることができる(特技といってよい)。
自然光に拘り続けたからこそ、ダウンタウンDXに出演できたと言っても過言ではない。
彼女のキャッチフレーズとなる「なにわのブラックダイヤモンド」は、橋本梨菜でなければ生み出せなかったものといえる。
余談であるが、彼女に倣ってではないが、筆者も日焼けをするようにしている。真っ黒にではなく、ほとんど気付かない程度に。

ーー2023年8月時点で週プレには合計8回登場しています。特に印象的だったのはあります?

橋本 「日本一黒いグラビアアイドルのまだ白い部分」(2017年22号/5月15日発売)は特に覚えていますね。これは白い部分=日焼けしなかった水着跡をセクシーに撮る企画だったんですけど当時、雑誌でここまで小さく、しかもTバックのような水着まで着たのは初めて。じつはかなり抵抗があったんです。よく意外だと言われますけど、こう見えて結構、恥じらいがあるんです(笑)。いまでも“ポロリ”はすごく気になるし、どんなに“攻めた”撮影だとしてもスタジオ内ではずっとガウンをはおっています。

この作品はとても刺激的でインパクトがあり、筆者も何度も鑑賞した。ここまで小麦肌をキレイに魅せることができるのかと驚いたし、もっと彼女の作品が見たいと思った。心のなかで何度も素晴らしいと叫んだ記憶が蘇ってきた。
そして、恥じらいがあると語る部分も見逃せない。恥じらいがないと、表現できないのもグラビアの面白いところだと思う。晒すのが当たり前になってしまってはいけ

ーー2015年のデビューから8年が経ちますけど、撮影時の意識に変化はありますか?

橋本 以前は、とにかく男性に喜んでもらえたらと思っていましたけど、ある時期から女性の目線も意識するようになりました。SNSなどを見ていると、女性からの反応が増えているんです。それはやっぱり嬉しいというか。食事に気を使ったり、筋トレをしたり。ただ胸やお尻が大きいというだけでなく、綺麗なボディラインを目指しています。男性女性関係なく、たくさんの方々に楽しんでもらえるグラビアを見せていきたいと思っていますね。

この部分は彼女のグラビアへのこだわりが見て取れる。
グラビアを鑑賞するのは男性が中心である。
男性目線で作品が作られることが多いが、女性を意識して表現していることは知らなかった。

ーー「日本一黒い」というこだわりは? ある時期なんてグラドルだけでなく、フジテレビのアナウンサー岡副麻希さんさえライバル視していましたよね。

橋本 していました(笑)。正直にいえば「なにわのブラックダイヤモンド」ではいたいけど、「日本一黒いグラビアアイドル」でいたいという執念はもうないです。今はサーフィンをやるなどして、肌の黒いグラビアのコは何人もいますから。自分としては肌の黒さより、いいグラビアにこだわっていきたいです。

いいグラビアにこだわりたい。
次のグラビアテーマではないだろうか。20代はとにかく知名度を上げるためにも「日本一黒いグラビア」を魅せる必要があった。
彼女の登場以降、グラビアで肌の黒い人をよく見かけるようになった(すぐに浮かぶのは、葉月あやさん、白波瀬海来さん。)。橋本梨菜が肌が黒くてもグラビア表現ができることを示したとも言える。

ーーキャリアを重ねていくにつれ、後輩が増えてきています。先輩としてグラビア界を引っ張っていこうみたいな意識はあります?

橋本 そこはあまり強くはないです。「先輩」とか「姐さん」みたいな役回りは性格的に無理で。事務所でも森咲智美ちゃん、葉月あやちゃんの先輩に甘えてばかり(笑)。引っ張っていくというよりは、自分が雑誌やテレビ、ネットなどでコンスタントに活動することで、後輩が自分もやるぞって、刺激になればと思います。

戸田れいさんとともに是非ともグラビア文化を絶やさないでほしい。

ーーあと今年9月には橋本さんも30歳に。年齢を意識することは?

橋本
 もちろんあります。それこそボディメイクだって大変になってきますし。自分がグラビアを始めた頃は、30歳でもまだ続けているなんて思ってなかったですよね。でもいまなおこうして30代になってもグラビアの仕事があって、しかもやりたい形でやり続けていられるなんて信じられないです。そこに感謝と誇りを持って、まだまだ継続していきたいと思っています。って、こんな話をしていると、自分もすっかり大人ですよね(笑)。

謙虚な一面が見て取れる。
初心を忘れずに邁進していってほしい。

ーーこれは皆さんに聞いていますけど、橋本さんは初グラビアを見返したりしますか?

橋本
 しないです。実家にグラビアが載っているすべての雑誌があるので、見ようと思えば見られますけど、わざわざは見ないかな。普段、あまり振り返らないので、今回はすごく嬉しかったです。初心に戻って、まだまだやらなきゃって気持ちになりました。

魅せること、表現することに、とことんこだわってほしいと思う。

ーーでは最後に橋本さんにとってグラビアとは?

橋本 私のミドルネームですね。グラビアがなかったら、東京に住んでもいないし、友達もいなかった。それこそダイヤモンドみたいにキラキラした人生を送ることができているので、グラビアをやって本当によかったなって思います。

ミドルネームとはなかなか良い表現である。
彼女の人生にとっては切り離せない肩書なんだと思う。
筆者にとっても橋本梨菜さんとの出会いがなければ、グラビアに触れることはなかった。新しい扉を開くきっかけをくれたことに改めて感謝したい。

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