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馬入で感じた成長の正体

ベルマーレユースの時のホームグランド、馬入ふれあい公園で、第7節を戦った。6節の南FC戦は、得点力不足でスコアレスドローに終わってしまい、昇格に向けて負けも引き分けも許されない、勝たなくてはならない状況を作り出してしまったが、まあこれはいいとして。(気が引き締まっていいじゃんてこと)

馬入で感じた、ユースの時からの成長。
そりゃ、5年も経ってるから、感じることの量は増えてないと困るんだけど、18歳の自分と比較してどう成長したのか、それを整理したくてこれを書き始めた。

振り返ると、ユースの時はトップに上がることだけを考えていたがゆえに、評価を気にしてプレーしてた。いっつも監督の顔色伺ってた。評価を得るために、湘南スタイルを「遂行する」という感じ。自らプレーを選択しているのか、正解のプレー(正解とされるプレー)を選択しているのかの2択であれば後者であることは間違いなかった。
サッカーに対する満足感を得るために、何かが足りないことはわかってたけど、当時はその正体がわからなかったし、それを追求することをしなかった。気持ちに名前を付けて断定しなかった。トップに上がれば解消されるモヤつきなんだろうなって思ってた。

キャプテンマークを巻いたFC東京U-18戦

もしユースの時の自分にアドバイスできるとするなら、「感情を書き出してその言葉たちと向き合ってごらん」と伝えるだろう。
サッカーノートを書いてる育成年代の選手がいると思うけれど、何を書いてるかと言えば、きっとサッカーの戦術のことや、その試合での反省とか、次へ向けてとかそんなところだろう。自分もそうだったからね。
それも大切なんだけど、もっと感情と向き合ってほしいと思う。オンザピッチ・オフザピッチともに、感情を思う存分書き出してみてほしい。
嬉しい、悔しい、楽しい、うざい、恥ずかしい、鬱陶しい、なんでもいい。で、ちゃんと向き合う。これが最初は難しいかもしれないけれど、紛れもなく自分の中から生まれたものだから。他の誰のものでもないからね。
自分のことを言葉の塊でわかっていれば、自分のご機嫌を自分で取れるようになるから。

もちろんこれだけで全てがうまくいくようになるとは思わないけれど、自分の想いを明確にして許容できるようになれば、絶対に楽しくなるはずだ。

自分と向き合わずに過ごしてしまった時間が本当にもったいなかったと感じている。
もし今そういう状態の人がいたら、ぜひ取り組んでみていただきたい。

「気持ちを言語化して整理し向き合うこと」
それが成長の正体だった。
まだ言葉にできない感情を抱くことはたくさんある。生きていれば、みんなそうなんじゃないかな。
なんかしら抱えて生きてると思う。
それを明確にして(無理やりにでも断定して)向き合えたら(受け入れられたら)、景色が少し変わるかもしれないなと思ったりする。

この成長を遂げた今、インテルでプレーする目的が明確だから、モヤつきなど一切ない。(インテルでプレーする目的は以前書いたので省略)
だから、楽しい。本当に楽しい。
もっと楽しくするために、昇格したい。
これからも、あらゆる角度からサッカーというスポーツを存分に楽しんで、楽しみ尽くしていきたい。

最高すぎる鳩スタでの円陣

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