見出し画像

支援者への感謝と反省:クラウドファンディングのリアルな結果

(主に支援者の皆様へ)

今回、CAMPFIREのクラウドファンディングを利用してシェラXプロジェクトを実施しました。別記事でも思いを書いていますので、興味がある方はぜひご覧ください。

結果としては、72名の支援者、目標達成率103%ということで、無事達成し大成功だったと言えます。支援していただいた方々には心から感謝しています。皆様のご支援により、このプロジェクトを実現することができました。しかしながら、元々思い描いていた目標の半分に届かず、また特段大きなインパクトを与えることができなかったため、自分の中では悔しい部分もあります。ここで、今回のプロジェクトを振り返り、支援者の皆様に感謝の気持ちを伝えるとともに、反省点についてもお話ししたいと思います。

目標について

クラウドファンディングが一般的になった現代では、プロジェクトに勢いをつけるために低めの目標を設定し、早期に達成する戦略が一般的です。私もそのセオリーに従い、最初は低めの目標を設定しました。
その結果、103%という形で目標を達成しましたが、広く社会に影響を与えるという目標や本当は狙っていたターゲットからは遠かったかもしれません。

支援いただいた皆様のご協力により、247,440円の支援を集めることができました。この金額はプロジェクトの推進に大きな力となりましたが、実はプロジェクトの収支は以下の通りだったりします。

  • 支援金: 247,440円

  • CAMPFIRE手数料: 46,271円 (支援金額の18.7%)

  • 材料調達金額: 245,940円

  • デザイン・輸送費: 66,799円

  • プロジェクト収支: ▲111,570円

また、シェラカップの在庫が約300個残っています。ECサイトでの販売を予定しており、200個販売できれば収支を回収できる見込みです。現時点では赤字ですが、今後の販売をがんばります!

【ECサイト、作りました↓↓】

面白かった発見

とはいえ、面白かった発見もありました、それは、どのメッセージが一番手に取りたくなったか、です。

結果は以下のグラフの通りでした。
一番は【日本一のキャンプ場】です。これ自体は使い方も含めてイメージしやすいので順当かなと思っています。
二番手は、意外だったのですが【話しかけてシャイなだけです】でした。これはもしかしたら、実はキャンパーの人たちは本当はもっと交流をしたいけれども、色々と世知辛い世の中だから我慢している、のかもしれません。
三番手も個人的には意外でした、もっと焚き火とかに絡めたものを希望されるかな、と思っていたのですが、【かくして、キャンプは続いていくのである】という完全に大穴でした。

こういう分析も、結構楽しいですね。もし他にも気が付いた方がいたらぜひコメントください!

販売個数をグラフ化してみました

反省

さて、そんなこんなでプロジェクトを振り返り、以下の反省点があります。同じようなことをしようとしてる人へのアドバイスです。

巻き込み不足

ストーリーを伝える努力をしましたが、発信力不足や戦略不足が原因で広く伝わりませんでした。有名な方からのメッセージを得るなど、もっと巻き込む努力が必要でした。例えば、今回の商品にはメッセージを記載しているので、そのメッセージを誰か有名な方からいただくなどの働きかけをすべきだったかもしれません。また、企画段階から自分の知り合いのインフルエンサーの方々に相談し、協力をお願いするべきだったと反省しています。
「支援してください」のお願いはさまざまな媒体でいろいろな形でお願いをしたのですが、企画の協力依頼は限定していました。

営業電話への対応

クラウドファンディングを開始すると、多くのSNS広告やマーケティングサービスの営業電話がかかってきました。正直なところ、クラウドファンディングで広告に予算をかけるなら、そのお金をプロジェクトの別予算として使う方が良いと考えており、基本的に断っていました。
しかし、広く知ってもらうためには、広告宣伝も重要な手段だったかもしれません。

SNSの活用不足

TwitterとInstagramを開設しましたが、運営が不十分でした。もっと計画的に運営すれば、プロジェクトの認知度を上げることができたかもしれません。SNSの活用が不足していたため、プロジェクトの魅力を十分に伝えきれなかった点も反省しています。動画の投稿やストーリーの更新など、もっと積極的に行動すべきでした。

認識違い

プロジェクトの目的は、キャンプを通じたコミュニケーションの改善でしたが、多くの人にはあまり関心を持ってもらえませんでした。発信力の問題もありましたが、計画やデザインの見直しが必要だったと反省しています。Twitter上での議論や炎上を見る限り皆が関心を持っている問題で、その解決策を提起をするつもりでしたが、思った以上に関心を引くことができませんでした。
発信力の不足や認識の違いが原因で、プロジェクトの目的を達成することができなかったと感じています。

最後に

今回のチャレンジを通じて、多くのことを学びました。自身の頑固さやせっかちさ、完璧を求めない姿勢が悪い方向に出たと感じています。しかし、支援者の皆様からの「頑張って!応援している!!」というコメントには本当に励まされました。この経験を活かし、今後より良い成果と価値を社会に提供できるように精進していきます。

ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。また、次のチャレンジをしたいと思うので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?