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【検証】真夏の車中泊してみました。

どうも、和尚です。
南から梅雨明けが発表され、本格的なサマーシーズンに入りました。
またここ最近は最高気温が35°Cを超える真夏日が続き
日中の車旅と車中泊は大変かと思います。
拙僧も動く書斎(キャンピングカー)を入手して初めての夏になりましたので
一度真夏の車中泊を体験しようと行動いたしました。
今回はその検証と体験談を交えた記事になります。

旅の内容

日高夏祭り

江原地区にある立光寺で行われた夏祭り「清正公大祭(清正公さん)」に
起源をもつ夏祭りです。
JR江原駅前に露店や特設ステージがあり、さまざまな催しが行われました。
20:00から500発の花火が打ち上がりました。

日高夏祭り
真夏の花火

但馬地区観光

  • 植村直己冒険館
    JR江原駅から車で20分ほどのところにあります。
    植村直己さんが成し遂げた冒険の数々や人生観等を知ることができます。
    基本無料ですが、一部施設は有料です。

植村直己冒険館
  • 竹田城跡
    「天空の城」と呼ばれる山城跡です。
    城跡周辺には関係者のみ利用できる駐車場しかないため、観光客は
    麓の城下町周辺の駐車場で止めて、そこから城まで登らなくては
    いけません。この日はとても暑く城まで登るのはハードと判断し
    登りませんでした。

竹田城跡と城下町
竹田城跡登山口
  • 海鮮せんべい但馬
    竹田城跡に行く際に見つけて気になったので寄ってみました。
    さまざまなせんべいの試食はできますが持ち帰りや休憩場所での
    試食はできません。またホットコーヒーのサービスもございます。

海鮮せんべい但馬
  • よふど温泉
    日中暑くて汗をすごくかいていたので寄ってみました。
    周囲には山と水田しかない秘境の温泉のようで時間をかけて
    まったりしたい方にはおすすめかと思います。

よふど温泉

真夏の車中泊

車中した場所

道の駅神鍋高原で車中泊しました。
そこにした理由は日高夏祭りの会場から近かったからです。
到着したのは21:00ごろでしたが、その時にはエアコンがなくても涼しい風が
吹いていました。酷暑を覚悟していたのですがマックスファンを使って
外気を取り込むことで暑さを凌ぐことができました。

用意したもの

  • Ecoflow Wave 2 + バッテリーパック
    動く書斎(キャンピングカー)に車載エアコンしかついておらず
    エンジン停止時のエアコン使用のために入手しました。
    また併せて専用バッテリーパックもつけました。
    専用バッテリーをつけた状態でエアコン(冷房)を使用すると
    大体2~3時間稼働します。

  • ポータブルクーラー用ダクトパネル
    ハイエース用のダクトパネルを入手しました。
    拙僧が入手した時は排気用と吸気用の2つの穴が空いていましたが
    最近のものは排気用のみの1つの穴がでています。

  • Allpowers S2000 ポータブル電源(1500Wh/2000W)
    Wave2用バッテリーパックでは心許ないので追加でつけました。

  • サンシェード
    フロント及びサイドのシェードをつけました。
    これまで停車時にシェードはつけてなかったのですが車内が暑くなるので
    つけております。

  • キャンプ用扇風機
    Wave2とマックスファンの風力では車内の温度を下げるのは厳しいかと
    思い扇風機を追加しました。主にリアベッドに使用しました。

エアコン機器関連(Wave2, バッテリーパック, Allpowersぽた電)
Wave2ダクト

車内では遅めの夕食とパリオリンピック中継を見て過ごしました。
山中なのでTV局の電波が繋がるか気になっていましたが
問題なく受信することができました。

真夏の車中泊してみて…

今回が初めての真夏の車旅&車中泊でしたが、気づいたことや思ったことを
あげてみます。

エアコンはどのくらい動くの?

設定温度を16°Cで動かしてみたところ、Wave2用バッテリーパックと
Allpowers S2000 ポータブル電源で約6時間動きます。
1泊2日の車旅なら十分かと思いますが、2泊以上の車旅の場合
途中RVパーク等で立ち寄って外部充電をしながら動かす必要があります。
もし旅先での外部充電を減らしたいなら、より容量の大きいぽた電を
用意する必要があります。
仮に3泊4日の車旅であれば、最低でも4,000kW/hのぽた電もしくは
サブバッテリーが必要かと思います。

車内は快適なの?

今回の車旅では快適に過ごせました。これには理由があり車中泊した
道の駅神鍋高原は海抜343mの山中にあり夜の気温が21~25°Cと
涼しい場所だからです。一度拙僧の月極駐車場でWave2の実証実験を
行ったのですが、日中の気温が35°C以上で照り返しの強いアスファルトの
場所ではあまり冷えません。
またWave2に吸気口があり最初は外気から取り込んでいましたが
途中でこれを車内からの取り込みに変更したら車内温度が下がりました。
外気温が高いとWave2の冷却に負荷がかかるのが原因と思われます。
そのためポータブルクーラー用ダクトパネルの穴が排気用1つだけに
変更したかと思われます。

最後に…

以上真夏の車中泊の検証結果でした。結論を言うと炎天下の車内では
家庭用エアコンがついていないと厳しいかと思います。
その場合大量の電力量が必要ですのでサブバッテリーは
最低でも4,096kW/hは必要かと思います。
家庭用エアコンがついていないキャンピングカーで真夏の車旅を
検討しているなら避暑地と呼ばれる場所に行くか真夏の車旅を
避けるのがいいかと思います。

もうすぐすると各企業もお盆の夏季休暇に入り、キャンピングカーで
車旅を検討しているかと思いますが、外気温や車内の温度に注意して
旅先で熱中症にならないよう楽しい旅にしてください。
合掌。🙏

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