好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。

先日読んだ文庫版「日日是好日」の余韻が抜けません。

グッときた一節をメモ帳に書き残しておいたんですが、今日はずっとこの文を復唱してました。

会いたいと思ったら、会わなければならない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。一期一会とは、そういうことなんだ。

当たり前のことしか書いてないんだけど、噛めば噛むほど深い味わいが滲み出てくる言葉だなと。

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僕らはともすると、歳を重ねるほどにこの当たり前を忘れそうになります。

会えることが当たり前になったら、またいつでも会えると思ってしまうし、好きな人には、態度や言葉遣いで好きだと伝わっていると錯覚してしまう。

幸せを感じても、周りの人の顔色やレビューを気にして、素直な感情を表に出すことを躊躇する。

「昔は出来ていた(=今も出来ているはずだ)」と、心のどこかで慢心はしていないだろうか。自問自答させられます。

❇︎

僕には『23歳で人生が終わる』と本気で信じていた時期がある。あの頃の僕は、間違いなく “一期一会の世界” に生きていた。

今日の「おやすみ」が、もしかしたら「最後のおやすみ」になるかもしれないと、そんなわずかな可能性をいつも頭の片隅で感じて生きていた。

28歳になった今、僕はそんな風には生きれてない。自分が途端にダサく見えた。

会いたいと思ったら、会わなければならない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。幸せな時は、その幸せを抱きしめて、百パーセントかみしめる。それがたぶん、人間にできる、あらんかぎりのことなのだ。だから、だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。一期一会とは、そういうことなんだ。

いまとても、君に会いたい。


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というわけで、今日の記事は以上です。
ポエムっぽい内容になってしまったのは、きっと暑さのせい。

では、またあした〜!

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今日は3,200字ほどの記事を書きました。
二拠点生活をしていてよく聞かれる質問に丸っとまとめて回答してます。


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