人と自分を比べるなんてはしたない。
先日、9月1日に購入したこちらの本を読み始めています。
女優・樹木希林さんが「どう生きるか」を語り遺した言葉が綴られている一冊。完全にタイトルにつられて(日付)購入したんですが、ここまで読んだだけでも素敵な本だと直感してます。
まだ第1部を読み終えたところとは言え、すでに印象的な言葉がいくつもあったので、そのひとつを紹介させてください。
2014年夏に『不登校新聞』のインタビューを受けているやり取りです。
私は、「それは違うでしょ」って言われた記憶がないのよ。私が何か間違えたとしても、「それは違う」と言わずに、「たいしたもんだね、この子は」と言って笑ってる(笑)。(略)
そうやって他人と比較して、卑屈になるようなことはなかったから、それはやっぱり、親がえらかったと思うのよ。
- 私の祖母も「誰かと自分を比べるような、はしたないことはダメ」と言ってましたが、その一言は、不登校だった私を支えてくれました。
日本の女の人って、昔はすごく優れてたと思うんです。お坊さんでもなんでもない、そこいらにいるおばあさんでさえ、「人と自分を比べるなんてはしたない」って言葉を発する土壌があったのよ。
- 樹木さんが親になられてからも「叱らない」というのは気をつけていましたか?
まったく干渉しません。大事にしたのは食べることだけ。(略)
娘にも言っているのが、「そのうちちゃんと自分で挫折するよ」ってこと。周りはやきもきするけどね。「人を殺してなんで悪いの」とまではなっていないし、基本だけはちゃんとしとけば少々のことはいいのよ。あれもこれも親が手を出して、あとから「たいへんだったんだから」と言うよりは、本人に任せていくほうがいいの。
なんと潔く本質を突いた言葉だろうかと、思わず頷いてしまいました。
特に『そのうちちゃんと自分で挫折するよ』って言葉、すごくないですか?? 子育ての格言としてもっと広まった方がいいレベルに思えます。
タイトルに惹かれて衝動買いした一冊ですが、クリーンヒットな当たり作な気がします。最後まで読み終わるのが楽しみです。
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というわけで、今日の記事は以上です。
久しぶりに オーシャンスパ Fuua に行ってリフレッシュしました。
では、またあした〜!
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今日は1,200字ほどの記事を更新してます。
先日東京に行ったときに立ち寄ったお店の紹介記事です。
おまけ:9月4日の日記
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