めちゃコマのオンライン当事者会に参加して
12月13日にオンライン当事者会が行われました。
zoomというアプリを使って18:30~20:30まで住んでる場所に関係なくネット上で繋がり動画と音声で話し合います。
顔出しや声で参加したくない人はチャットで文章だけで発言するのも可能です。
この日のテーマは
生存戦略
幅の広いお題に皆さん話しづらそうでしたが、やはりお金─経済の話から政治の話、沖縄に当事者だけのコミュニティを作ったらという話から時間の話へと進みました。
沖縄の「沖縄時間」というのに憧れてるらしく、それだけ皆さん普段はきっちり時間を守って暮らしてらっしゃるんだろうなと思いました。
ひきこもる人は完璧主義というか、細かいことをちゃんとやろうとしてしまいますから。
まとめると
生存戦略には仲間やコミュニティが大事
ということなのかなと感じました。
「社会に出てみて組織に所属して働くの向いてないと気付いたのでフリーランスで生きていきたいと思ってます」
という発言に共感して
「学校(みたいな窮屈な所に)よく行ってたな、と思う」
のやり取りから
日本の教育は大人しく言うことを聞く人ばかり育ててその枠にはまれない人達に自己否定感を与えひきこもりを生んでいる、つまり
ひきこもり当事者はひきこもらされている
という前も出たワードが登場。
賛否両論あるでしょうが
ひきこもりたくてひきこもる訳じゃない
という自分の経験を元にした実感を踏まえると学校は何かしらの無理を強いるシステムではあるのかなと思います。
そうした一つのコミュニティの中で嫌なことを我慢してキャリアを重ねるのではなく
複数の所属先を持つ=自立
なのかなと思いました。
自分に合わないコミュニティからはさっさと脱け出し居心地の良い場所を見つけて、そことの繋がりを心の支えにする。
今回のテーマトークから得たのはそんな生き方のイメージでした。
終了時間の20:30を過ぎてからはフリートークとなり クリスマスの予定から年末の第九の話、クラシック音楽→ラジオの深夜番組へと話題が広がり、一時間オーバーの21:35終了となりました。
みんなクリスマスやお正月は穏やかに過ごしたいみたいでした。クラシック音楽に詳しい方が多くてちょっと意外でした。
自己否定からひきこもる。ならば、自己肯定をする。それができる、してくれる人や場所との出会いがやっぱり必要なんだと確認した回でした。
めちゃコマのホームページにも今回のレポートが載ってるのでご覧下さい⤵
https://mechakoma.com/notice/p=7745
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