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いつも見られているという意識が大切です

今週は仕事の研修で、サービス管理責任者の補足研修を受講していました。そこで講師から学んだことを実際の支援場面と照らし合わせながらまとめます。

講師の職場でのことです。ある支援者が言いました。
「利用者になめられてはいけません」

同じ言葉を私の職場でも聞いたことがあります。経験のある支援者が新人に言っていました。経験者は、最初が肝心、甘やかすと支援者の言うことを聞かなくなるというのです。まず、支援者が利用者をコントロールしようとしていることからして間違っています。また、利用者は支援者のことをなめたりしません。ただ、支援者のことをよく見ているだけです。

障がいがある人は、障がいのない人よりも情報収集が制限されることがあります。そんな利用者にとって、身近にいる支援者は大切な情報源の一つです。支援者からたくさんの情報を得ようとします。

また、利用者にとって支援者は自分の生活を左右する要となる存在です。ゆえに支援者の出方をみます。どうしたらこの支援者とうまくやっていかれるか、どうしたらこの支援者に怒られなくてすむかといった具合です。その集団に所属するために必死です。

利用者は支援者のことをよく見ています。よく見て、支援者の仕草や行いをマネします。支援者の行動は正しい行動だと思ってくれているのです。利用者が私の言葉をマネしていることがありました。その場面をみて、自分の言葉の乱暴さに気づいたことがあります。

いつも見られているということを意識しなければいけません。

サービス管理責任者は支援者の手本にもならなければいけないのでより気が引き締まります。

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