スライド写真とOHP
今日は、精神疾患の患者さんたちの家族会でお話をさせていただきました。テーマは「地域で暮らす」でした。
私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。主な仕事は、理事長業務です。また、利用者の皆さんの直接支援にもかかわります。それ以外に、地域での啓発活動や勉強会で講師などをさせていただくことがあります。
模造紙でポスターを作る
最近の勉強会は、パソコンを使って資料を映し出しながら話をするのが一般的です。しかし、今日は会場の都合でパソコンが使えませんでした。そこで、配布資料を一コマづつ印刷をして、それをホワイトボードに掲示しながら話をしました。
さらに、今日お集まりいただいた皆さんは、私よりご年配の方たちばかりでした。そこで一コマを分割印刷し、A3を2枚貼り合わせた大判にしました。紙を貼り合わせながら、頭の中で話の内容を整理しました。今では大変アナログな手法です。しかし、私がこのような仕事を引受け始めたころは、あたりまえの作業でした。
昔は、模造紙にワープロで打ちだした文字と、カット集から拡大コピーをしたイラストを貼っていました。またイラストに色を付けながら話の内容を整理しました。
小さな会場や、少人数の勉強会では、模造紙を使った方法でした。しかし、大きな会場や人数が多いときはスライド写真やOHPを使いました。今では、スライド写真もOHPも全く使われません。
スライド写真とOHPのころ
最近でも「スライド」という言葉は使います。しかし、スライド写真は別物です。スライド写真は、ネガフィルのような物が一コマづつマウントと呼ばれる厚紙に挟まれています。それを一枚づつ映写機でスクリーンに映し出します。
また、OHPは、オーバーヘッドプロジェクタと言います。透明なフィルムに専用のペンで文字や絵を描きます。それを、家庭用のコピー機のフタをはずしたような状態のところに載せて、スクリーンに映し出します。
できるだけ具体的に伝えるため、スライド写真とOHPを組合せて話を組み立てていました。まだプレゼンという言葉が一般的ではなかったころの話です。
今日のnoteは思い出話でいっぱいになってしまいました。勉強会で話をした、「地域で暮らす」については、またあらため報告します。
いっぱい貼りすぎて落ちて来ました。