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「学ぶ」習慣/中野エクステンションセンターの効果

10月03日(木)から早稲田大学エクステンションセンター中野校で、「アドラー心理学実践講座」が始まりました。今回で春の入門講座と秋の実践講座、合わせて11回目の受講になります。最初の頃を思い出し、自分の変化を探してみました。

私が福祉系の専門学校を卒業したのは平成元年です。それ以降、積極的に学ぶということをしてきませんでした。積極的に学んだのは車の教習所ぐらいです。それ以外は仕事で仕方なく研修に行く程度でした。そんな私には「学ぶ」という習慣がついていませんでした。また、「学ぶ」という意味もわかっていませんでした。

初めてアドラー心理学の講座に参加した夜のことです。体はクタクタで疲れているのに頭がキンキンにさえていて、興奮状態で眠れませんでした。自分の頭が、脳がフル回転していました。またこの状態はしばらく続きました。今まで頭を使ってこなかったということです。

考えてこなかったわけではありません。毎日、たくさんの案件を決裁するために考えてきました。しかしそれは私の頭の中のごく一部分だけで考えていたということです。仕事に必要な所だけが筋肉質になっていたようです。最近になってやっと他の部分も鍛えられ始めたような気がします。

最初の頃はアドラー心理学について知るだけで精一杯でした。何を聞いても「へぇー」と思うだけでした。ただひたすらメモをとるだけでした。また、自分で読む本もアドラー心理学に関するものばかりでした。しかし、それはまったく身につかず、ただ知識が増えただけでした。その頃、学ぶということは知るということだと思っていました

最近はアドラー心理学講座で学んだことから、アドラー以外のこと調べるようになりました。また、学んだことを自分の現場ではどうだろうと、常に身近な問題に置き換えてみるようにしました。その結果、エクステンションセンター中野校に通う目的が変わってきました。

つづく


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