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他者を評価する観点(アドラー心理学実践講座 第2回目より)

10月04日(木)から早稲田大学のエクステンションセンター中野校で向後千春先生の「アドラー心理学実践講座」が始まりました。今回もそこで学んだことを障がいのある方への支援場面でどのように活用できるか実践報告を交えて考えていきます。

10月10日、第2回目のテーマは「案内図としてのライフスタイル」でした。ライフスタイルについて学んだ後、他者を評価する観点というワークを行いました。今日はワークの内容とその結果を実生活にあてはめて報告します。

ワークではまず、私が他者を評価するときにどんな側面を重視するか、8つ書き出しました。そのあと、そのその中から5つを重要な順に並べました。全体シェアで披露された意見の中でトップにあげられたのは、利他的、自分の意見がはっきり言える、機嫌がいい人、自分や他人を大事にするというものでした。それに対して私がトップに書いたことは「私の仕事のじゃまをしない」でした。先生の解説では、他人を見る側面に自分を投影しているといいます。

私の行動で周囲の人が驚くことの一つに携帯電話の音が鳴らない、バイブにもなっていないというのがあります。そのかわり仕事の切れ目では必ず携帯電話を確認して着信があったら折り返します。

私の仕事は障がいのある人の支援とその事業所の経営です。事業所を利用してくださっている方の支援は相談や面談がほとんどです。多くの時間を利用者との会話に費やします。そのときは絶対に電話には出ません。会話をしている最中に携帯の音がなったり、ブルブル震えると利用者が気にします。何人かと会話をしたあと、その場を離れて携帯を確認します。

私は、自分で電話に出ないと決めているので不安も不便も感じていません。しかし、周囲の人は不便を感じているようです。この場を借りてお詫びいたします。申し訳ありません。でも、関係者は誰も読んでいないと思います。

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