グループホームで暮らす
地域の皆さまに、私たちの事業を説明する機会があります。そこでの説明の一部を書きます。ぜひ、多くの人たちに知ってもらえると嬉しいです。
私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。事業所の中には、グループホームといい、障がいのある人たち6人が支援者と一緒に共同生活をしている場所があります。
この写真は、私の法人のホームの一つです。
グループホームは、個室です。
それ以外に、共用のリビングや風呂場があります。
また、グループホームの中には、一戸建てタイプではなく、ワンルームのマンションタイプもあります。
施設からグループホームへ
昔は、障がいのある人の生活の場は、入所施設という大きな施設が中心でした。しかし、今は、グループホームが増えてきています。数は、全国で9,000ヶ所以上あり、13万人以上の人が生活をしています。しかし、この数はまだまだ足りません。入居希望者がたくさんいます。
一戸建てのグループホームの、外観は、ちょっと大きな家です。昔の入所施設は、便の悪いところにありました。しかし、グループホームは住宅街にあります。
皆さんに知って欲しいことは、地域で普通の暮らしをするところがグループホームだということです。
ただし、ときどき、ご迷惑をおかけすることもあります。しかし、ほとんどの場合、問題は、利用されている人たちではなく私たち事業者の配慮不足です。
ゴミ出しや送迎車の問題
私のホームでもゴミ出しの問題や、送迎車の問題で地域の皆さまにご迷惑をおかけしたことがあります。
急に地域住民が増えたため、ゴミ置き場がいっぱいになってしまいました。そこでホームの敷地内に新しいゴミ収集場所を作りました。また、送迎車が道をふさいでしまい、交通のじゃまになることがありました。ホーム周辺の道幅が狭いうえ、送迎車は大きく、さらに乗降に時間がかかることが原因でした。
地域の皆さんに教えていただき一つひとつ改善をしていきます。
地域で暮らす
グループホームで生活をする人たちは、地域の行事に出ていくことを楽しみにしています。
毎年、楽しみにしている町内会の盆踊りです。残念ながら今年は中止です。
これからもグループホームは増えていきます。ご理解、ご協力よろしくお願いいたします。また、至らぬ点、遠慮なくお申し出ください。