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良い人に巡り合えますように/お仕事相談会開催中

求人広告会社のすすめで、お仕事相談会を開催しています。「面接」というと、堅苦しくなり敷居があがり応募率が下がるからお仕事相談会の方が良いと言われました。

福祉業界は慢性的な人手不足です。それぞれがいろいろな手段で人を求めています。年間契約で求人広告を出している事業所もあります。私の法人はピンポイントでいろいろな情報誌に掲載をします。それでも年間でかなりの出費です。また出費した分の成果も上がらず困っています。今回は、広告会社から、ボーナス後は人が動くから狙い目です、と言われて掲載しました。

新聞広告に掲載されたのが日曜日です。今回は複数反応がありました。しかし、まだ喜べません。業者の言うとおり、お仕事相談会の問い合わせがたくさんありました。しかし、残念ながらその中から実際に来てくださったのは二人です。また、その内のお一人はいくつもの事業所をまわっているとのことで、雇用に結びつく可能性は低いようです。

広告を出しても一件も問い合わせがないことがあります。それを考えると、数ある求人の中から興味を持ってくれたということを喜ばなければいけません。宝くじも買わなければ当たらないのと一緒です。興味を持ってもらわなければ先に進みません。

また、求人広告後の反応には2つ特徴があります。一つは、70歳以上の人の申し込みが多いことです。今回も問い合わせをいただいた人の半数以上が70歳以上でした。みなさん元気です。しかし私の法人の定年が70歳なのでお断りをしています。

支援を必要としている方の中には、外出時、急に走り出す人、強い力で押す人がいます。万が一の事故を想定するとお断りせざるえません。また、事業所によってはエレベーターのない2階建てがあります。勤め始めのころは、元気よく上下行ったり来たりします。しかし、一週間ぐらいすると疲れが出てきたのか2階に上がれず、階段の下から「○○さーん、ご飯です、降りてきてくださーい」と叫んでいる人がいました。

また、もう一つの特徴は、求人広告を出した翌週の方が忙しいということです。翌週になると、他の広告会社から営業の電話がたくさん入ります。どこの会社も「反応ありましたか?」「お安くします、うちでも出しませんか?」こればかりです。悲しくなります。何故なら、この方が求人応募や問い合わせの数より多いからです。

お仕事相談会は今週いっぱい続きます。どうか皆さん、良い人に巡り合えるように祈っていてください。

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