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アンケート結果を活動に活かす(障害者週間シンポジウムのこれから)

昨年12月、戸塚区社会福祉協議会、障がい福祉分科会の事業で、「とつかで暮らす」というシンポジウムを開催しました。これは地域の方々と障がいのある方とそのご家族、支援者をつなぐイベントとして毎年開催されています。今年度のテーマは「防災」でした。

昨日は、シンポジウム当日のアンケートから来年度のテーマ設定についての会議が開催されました。そこで、おとな学部で学んだことを活かして、アンケートをもとにした来年度のテーマを提案しました。

まず、あらためて障がい福祉分科会の目的を確認しました。

アンケートの結果、今後取り上げて欲しいテーマは、1)障害全般について、2)親なきあとについて、3)グループホームについての3つにしぼられました。そこで会の目的を考え、ここでは地域の声を第一にすることを提案しました。

今回の調査では、地域の方々は「障害」というものについてもっと知りたいと思っているということがわかりました。「親なきあと」については、地域の値は低く、障がいのある方やそのご家族の値が高いということがわかりました。また、「防災」の値が高いのは、地域防災拠点の方々が参加していたことによります。よって、今後のテーマを次のように提案しました。

私たちは、障がいのある人のことを理解して欲しいと思っています。地域の人たちも理解したいと思っています。しかし、お互いが思いだけで動けないでいます。来年度のシンポジウムは、障害全般についてを取り上げること、さらにシンポジウムに向けて、直接、地域の方にお話をうかがう機会を設けて行くという方針を提案しました。

次回はシンポジウム当日のアンケート作成にも加わっていきたいです。

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