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怒らない工夫をしよう(法人の支援姿勢)

法人の求人に申し込みがあり、履歴書が届きました。そこには、法人の支援姿勢を見てそれに共感しました、と描いてありました。とても嬉しいです。

私は、障がいのある人が利用する、社会福祉法人を経営しています。社会福祉法人では、法人理念を具現化したものとして、支援姿勢を明示しています。その支援姿勢に共感してくれました。

法人の支援姿勢

法人の支援姿勢は次の3つです。

① 怒らない(声をあらげない),注意しない工夫 
② 伝える工夫 
③ ルールにとらわれすぎない 

6年前、私が経営する事業所の一つで、トラブルがありました。私は、その改善のため、その事業所にしばらく詰めていました。そこでわかったことがあります。そこでは、サービスを使っている利用者が、支援者に頻繁に注意されていました。そこは、とても居心地の悪い場所でした。

しかし、この体制を作ったのは私です。トラブルが起きるまで、私は、私のやり方の間違いに気づいていませんでした。

支援姿勢に対する反発

そこで示したのが、支援姿勢です。しかし、一部の支援者やご家族からは否定的な意見が出ました。
それは、
「怒らなくてどうするんですか」
「怒ってくれなければ困ります」
というような声でした。

怒らない工夫をしよう

しかし、私が実現したかったことは、怒る前に事態を予測して、未然に防ぐということです。怒らないようにしようと、意識して、怒らなくてすむ工夫をしようということです。

当時、私がよく耳にした言葉は、
「だから言ったでしょう」
「何度言ったらわかるの」
「なんでできないの」
「ダメなものはダメなの」

そんな辛辣な言葉ばかりでした。その中で毎日、生活するのはとてもつらいです。それを改善したいと思いました。しかし、周囲からの反対も多く、私は、挫折しかけました。そんなときに出会ったのが、アドラー心理学です。

そこから、どっぷりとアドラー心理学にはまっていきます。

来週、求人応募者と面接をします。楽しみです。

法人の視線姿勢については、あらためてnoteにつづります。

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