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看護師さんはすごい (入院6日目)

入院生活も6日目になりました。体中についていた管が全部取れました。これで少し楽に動けます。それでも体を十分に動かせないので看護師さんにいろいろなことを手伝っていただいています。看護師さんのお世話になりっぱなしです。今日は看護師さんについて書きます。

看護師さんの仕事は多岐に渡ります。その技能は医療ケアだけでなく、傾聴の技術、かつ生活面への心遣いも兼ね備えています。その対応はおもてなしです。

昨日の朝、髪の毛を洗ってもらいました。まるで床屋で洗ってもらっているようでした。すみずみまで丁寧に洗ってくれました。また、背中も拭いてもらいました。温かいおしぼりを広げて背中を包んでくれたときはその心地良さにジーンときました。

患者さんの中には、意思の疎通が上手にできない人もいます。また訴えがころころ変わる人もいます。そんなときは「〇〇さんが一番良いようにしましょうね」そう言ってそばに寄り添っています。

私がお世話になっている病院は特別なところではありません。何か特別な配慮があって入院した病院でもありません。紹介をしてくださったのは、私が10年以上アトピーの治療をしてもらっている、北千住の小さな総合内科です。そこの院長先生が私にあったところを調べて紹介状を書いてくれました。

毎日、感謝の連続です。これがこの国の医療なんですね。

ひとつ気になっていることがありました。法人の利用者が25日に入院をして昨日、手術をしました。昨日はお母様が付き添いました。今は、どこの病院も付き添いの制限があり、支援者の付き添いができません。お母様はご高齢のうえ、大きな病院でとまどうことが多く不安を抱えていました。私も自分が入院するギリギリまで、お母様のお話を聴いていました。

今日の午前中にお母様に電話をしました。息子さんの手術は昨夜遅くに終わったとのことでした。お母様は、疲れて何時に終わったかも覚えていないとおっしゃっていました。私からは、今の病院のサービスはとても良いから看護師さんに任せて大丈夫だと、それだけを繰り返しお話をしました。

元気になるというのは、傷が治るだけではありません。気持ちが前向きにならないと回復できません。毎日、たくさんの看護師さんのお世話になり、このケアに報いるためにも早く社会復帰しよう、そう思う毎日です。

看護師さん、本当に大変な仕事です。ありがとうございます。

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